ドル/円3分早わかり「ドル円、下値拾う契機?過度なタカ派・ハト派期待は禁物-米連邦公開市場委員会(FOMC)」2023年5月4日発表

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ドル/円3分早わかり「ドル円、下値拾う契機?過度なタカ派・ハト派期待は禁物-米連邦公開市場委員会(FOMC)」2023年5月4日発表

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ドル円、下値拾う契機?過度なタカ派・ハト派期待は禁物-米連邦公開市場委員会(FOMC)

動画要旨

米連邦公開市場委員会(FOMC)

5月4日、日本時間午前3時に米国の連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が公表されます。また、3時30分からはパウエルFRB議長の会見が行われます。

FOMCは、米国の中央銀行にあたるFRBが年8回開催する金融政策会合です。FRBは物価の安定と雇用の最大化という2つの責務のうち、物価指標であるPCEコアデフレーターを前年比で2%の伸びに抑えることを目指し、政策金利であるFF金利を上げ下げします。結果は、株式市場や為替レートを通じて、世界の金融市場に影響を及ぼすため注目を集めます。

ドル/円の反応

米連邦公開市場委員会(FOMC)

米連邦公開市場委員会(FOMC)への反応

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https://youtu.be/WWD-HmwsRdA

3分早わかり過去の結果

過去の3分早わかりの結果
※過去10回分を表示、更新日2023年5月2日

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Teamハロンズ
円卓で有名だった旧・上田ハーローの元ディーラー・ストラテジスト・アナリストの所属のチーム。マネ育chに「3分テクニカル分析」(動画)、週刊為替レポート「ハロンズ」、米雇用統計レポート「米国雇用統計の予想と戦略」等執筆。TwitterアカウントTEAMハロンズ(@TeamHallons)では、マーケット雑感、経済指標のヘッドラインを呟いている。平日21:00からはLIVE番組【実践リアルトレード】も担当し、テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せするなど、FX個人投資家の皆様のお取引に有効な情報を日々、配信している。
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ドル 円3分早わかり ドル円

大局観として、円安をけん引してきた要因のうち「ドル全面高による円売り」の部分は、米金利の低下とともに引き続き(円買いすなわち円高方向への)巻き戻しが予想されるものの、それもどこかで「円全面安による円売り」という岩盤にぶち当たることになると筆者は考えている。

円の実質実効為替レート(直近の10月時点)は1971年8月以来の低水準で推移しており、その理由を名目ベースの円高・ドル安で説明するのは難しい。

まず1つの理由として、原油をはじめとする国際商品の価格変動が小さくなっていることが挙げられます。下図のように、ドル円相場は国際商品価格の代表的な指標であるCRB指数と6ヵ月程度の時間差を伴って連動していることが見て取れます。

確かに、日米の金利差とドル/円相場は安定的な相関関係が続いてきたので【図表1】、米金利の低下見通しから円売りの巻き戻しを想像するのは無理もない。

例えば、日本人が旅先のハワイで買い物をするため、手元にある1万円をドルに両替するとします。為替相場が1ドル=100円であれば、1万を100で割った100ドルになります。しかし、もし為替相場が1ドル=80円であれば、1万を80で割った125ドルになり、また、1ドル=125円であれば、1万を125で割った80ドルになります。これらを比べると、1ドル=80円の場合は、1ドル=100円の場合と比べて、同じ金額の円についてより多くのドルを取得できるので、円高ということになります。逆に、1ドル=125円の場合は、1ドル=100円の場合と比べて、同じ金額の円についてより少ないドルしか取得できないので、円安ということになります。

つまり、国際商品価格が上昇すれば、一定の時間を置いて日本の貿易収支が悪化し、下落すれば、その逆となります。貿易を通じた資金フローがドル円の値動きに与える影響を、決して軽視することはできません。

ドル/円相場だけを見て「円安は終わった」との言説が支配的になるのは毎度のことだが、世界との差はそれだけで縮まるほど小さいものではなくなっている。

しかし、同様の相関関係は、貿易収支とドル/円相場のについても言えることを見落としてはならない【図表2】。

もし劇的に円高・ドル安が進んで1ドル100円まで値上がりしても、カリフォルニア州の最低賃金は2200円だから、それでも東京都の2倍に相当する。

それにも関わらず、ここまで円の高値は昨年とほぼ同水準にとどまっており、円高期待は空振りという印象です。ここまでドル円相場のレンジが狭くなっている、ないしは円高に振れにくくなっているのは、なぜなのでしょうか。

その存在感が増す中で、原油市場の需給バランスが以前に比べて崩れにくくなっていることから、構造的に価格の急激な変動は今後も想定しにくいものがあります。ひいては、ドル円相場の変動も大きなものになりにくい、ということになります。

【図表1】ドル/円相場(濃紺)と日米金利差(橙が10年物、薄青が2年物)の関係。

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