[米ドル円]リスク燻る不安定な相場では円買い

先週発表された米小売売上高の強い結果を受け米景気減速懸念が後退。8月2日の米雇用統計ショックによる下落前の高値レベル149円ミドル付近まで戻されたことで一先ず買い戻しは一巡。FRBの9月利下げ確率が0.5％から0.25％に低下。
今週23日のジャクソンホールでのパウエル議長はインフレ鈍化傾向が確認されたことや労働市場の悪化などから利下げに前向きな発言が予想される。一方で、雇用や景気指標について確認の必要があるとの認識を示せばドル売りが強まることになる。
ただ、市場はまだ不安定な状況であり株価の動向やイスラエルとイラン、そしてウクライナとロシアなどの地政学的リスクが高まる中でドル円は上値の重い展開を予想する。

本日のドル円予想レンジ：148円40銭～147円00銭
今週のドル円予想レンジ：150円00銭（61.8％、BB中心）～145円00銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) – ジャンル:株式・投資・マネー