小陽線引け。一目均衡表・転換線189.95円を割り込む場面もあったが189.51円を安値に折り返した。190円台を回復してNYの取引を終えている。転換線は本日190.14円へ切り上がった。引き続き同線前後の攻防が続くことを想定。ただ、下支えされても192.08円前後で上昇中の200日移動平均線の動きに沿った緩やかな上昇ペースにとどまりやすいだろう。
レジスタンス1 191.58(ピボット・レジスタンス2)
前日終値 190.60
サポート1 188.95(8/21安値)
(関口)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
テクニカル 日足テクニカル ポンド円転換線前後の攻防が続くこと想定
RSI(上限70 / 下限30)では、未だ「買われ過ぎ」のシグナルは点灯していない。一方、MACDはユーロ円と同じくゴールデンクロスが示現した後、上昇のトレンドにある(ユーロ円のテクニカル分析記事を参照)。そして、目先デッドクロスとなるムードもない。5日移動平均線(SMA)がサポートラインとして相場を下支えしている状況も考えるならば、168.00トライ&ブレイクを想定しておきたい。
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5日線の次に注目したいテクニカルラインが、21日移動平均線(SMA)である。過去にこの移動平均線は、レジスタンスとしてもサポートのラインとしても意識される局面が見られた。現在はサポートラインとして意識されるかどうか?この点に注目したい。164.00レベルがレジスタンスからサポートのポイントへ転換しない場合は、21日線トライのシグナルとなり得る。
実際にポンド円が168円台の攻防へシフトする場合、次のレジスタンスポイントとして注目したいのが、フィボナッチ・プロジェクション76.4%の水準168.94レベルである。このテクニカルポイントをも簡単に突破する展開となれば、170円台のトライが焦点として浮上しよう。
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