キリンHD ファンケルのTOB成立

キリンHD ファンケルのTOB成立
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キリンHD ファンケルのTOB成立

キリンホールディングスは12日、健康食品大手ファンケルに対する株式公開買い付け(TOB)が成立したと発表した。保有比率は、既に保有していた分と合わせ約75%に高まる。ファンケルの臨時株主総会で残りの株式を買い取ることを決め、年内にも完全子会社にする。ファンケルは上場廃止となる見込み。

TOBは6月17日から始まり、議決権ベースで約43%の応募があった。期間中に香港の投資ファンドがファンケル株を買い増したため、キリンはTOB期間を3度延長。価格も当初の1株2690円から2800円に引き上げた。

キリンホールディングスは12日、健康食品大手ファンケルに対する株式公開買い付け(TOB)が成立したと発表した。今後残りの株式も買い取り、年内にも完全子会社にする。ファンケルは上場廃止となる見込み。

大手飲料メーカーの「キリンホールディングス」は、化粧品などを手がける「ファンケル」に対して行ったTOB=株式の公開買い付けが成立したと発表しました。年内をめどに完全子会社とする方針で、化粧品や健康食品の海外展開を進めるねらいです。

[東京 12日 ロイター] - キリンホールディングスは12日、ファンケル株の公開買い付け(TOB)が成立し、19日付で連結子会社化すると発表した。今後、完全子会社化に向けて株式の追加取得の手続きを進め、ファンケル株は上場廃止になる見込み。

国内の酒類市場が縮小する中、キリンはファンケルの子会社化で健康関連事業を強化する。

ファンケルの筆頭株主のキリンホールディングスは、ことし6月から、完全子会社化に向けたTOB=株式公開買い付けを実施していて、12日目標とする買い付け数を超え、保有する株式が75%余りとなり、TOBが成立したと発表しました。全体の買収額は、およそ2300億円に上る見込みで、年内をめどに完全子会社とし、ファンケルは上場廃止となる見通しです。主力のビール市場が伸び悩む中、キリンは、消費者の美容や健康意識の高まりを背景に化粧品や健康食品事業の強化を目指していて、この分野に強みを持つファンケルの買収によって新商品の開発の加速や海外での販売の強化につなげたい考えです。ファンケルへのTOBをめぐって、キリンは当初、7月末までの成立を目指していましたが、3度にわたって期限が延長されていました。

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