高速船浸水隠し 初の「解任命令」

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高速船浸水隠し 初の「解任命令」
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高速船浸水隠し 初の 解任命令

JR九州高速船が博多港―韓国・釜山(プサン)港を結ぶ旅客船「クイーンビートル」(定員502人)の浸水を隠して運航を続けた問題で、国土交通省は17日午後、同社に対し、海上運送法に基づく行政処分の「輸送の安全確保命令」と「安全統括管理者・運航管理者の解任命令」を出した。同法による解任命令は全国で初めて。

国交省の宮武宜史海事局長はこの日、JR九州高速船の大羽健司社長(56)を東京・霞が関の本省に呼び、「極めて悪質な違反が(昨年に続き)繰り返された」と指摘して命令書を手渡した。解任を命じられた安全統括管理者(取締役企画部長)と運航管理者(同運航部長)は、いずれもJR九州からの出向者だった。

JR九州高速船が博多港―韓国・ 釜山(プサン) 港を結ぶ旅客船「クイーンビートル」(定員502人)の浸水を隠して運航を続けた問題で、国土交通省は17日午後、同社に対し、海上運送法に基づく行政処分の「輸送の安全確保命令」と「安全統括管理者・運航管理者の解任命令」を出した。同法による解任命令は全国で初めて。

国土交通省は17日、博多港(福岡市)―韓国・釜山を結ぶ高速船の浸水を隠して運航していたJR九州の子会社「JR九州高速船」に対し、海上運送法に基づく安全確保命令と、安全統括管理者・運航管理者の解任命令を出した。同法に基づく解任命令は初めて。国交省は、10月末までに再発防止策の報告を求めた。

JR九州高速船が運航する福岡市と韓国 プサン(釜山)を結ぶ高速船、クイーンビートルをめぐっては、会社が船首部分の浸水を把握しながら事実を隠蔽し、3か月以上運航を続けていたことが先月明らかになりました。国土交通省によりますと、監査を行ったところ、浸水の警報センサーが作動しないよう取り付けの位置をずらす不正が行われていたことや、安全統括管理者と運航管理者の2人が運航の継続を指示し、当時の社長がこれを認めていたことがわかったということです。

JR九州高速船クイーンビートル浸水隠し、国交省が「安全確保命令」と運航管理者らへの全国初の「解任命令」

このため国土交通省は17日、海上運送法に基づき、安全統括管理者と運航管理者の解任命令のほか、対策の実施を求める安全確保命令を出しました。現在、安全統括管理者を企画部長が、運航管理者を運航部長が務めているということです。命令は文書で出され、国土交通省の宮武宜史海事局長から、不正の発覚後に就任したJR九州高速船の大羽健司社長に手渡されました。2つの命令の実施期限は、いずれも来月31日となっています。国土交通省によりますと、海上運送法に基づく解任命令が出されるのは今回が初めてだということです。また、去年6月にもクイーンビートルをめぐってJR九州高速船に安全確保命令が出されていて、2年続けての命令も異例だということです。

JR九州高速船は2月、船首部への浸水を確認したのに法令で義務づけられた検査や修理をしなかった。5月に浸水状況がさらに悪化するまで国に報告しないまま運航を続けた。

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