【テクニカル】日経平均株価テクニカル分析-引き続き10日線が上値抵抗に

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【テクニカル】日経平均株価テクニカル分析-引き続き10日線が上値抵抗に

日経平均株価は続落。先週末に続いて10日移動平均線(36639円 9/17)に上値を抑えられ、陰線を形成して終えた。

 RSI(9日)は前日の26.6%→24.7%(9/17)に低下。依然として下向きが続く10日移動平均線が上値抵抗になるのは許容範囲である。5日移動平均線(36279円 同)を下回って終えたが、直近のレンジ内であるためさほどネガティブな動きではない。目先的には雲の中での横ばい(値固め)などがイメージできるが、上目線では今週も10日移動平均線や25日移動平均線(37372円 同)、200日移動平均線(37567円 同)上への回帰が注目ポイントとなる。

 一方、横ばいが長引く場合、ようやく上向きに転じた25日移動平均線が再び下向きへ変化するリスクが高まる点には留意が必要となる。

 上値メドは、心理的節目の37000円、25日移動平均線、200日移動平均線、心理的節目の38000円、75日移動平均線(38364円 同)、心理的節目の39000円などがある。下値メドは、9/11安値(35253円)、心理的節目の35000円、8/9安値(34445円)や34000円、8/7安値(33739円)などがある。

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 【テクニカル】日経平均株価テクニカル分析-引き続き10日線が上値抵抗に

テクニカル分析を始めて20年

今回のレポートでは、テクニカル分析を使い、日経平均株価の目先の値動きを探ります。図表1は、年初からの日経平均株価の推移に、下値支持線と上値抵抗線を書き加えたものです。下値支持線は3月9日の安値と5月12日の安値を結んだ線です。米主要株価指数が、このところ年初来安値を更新しているのに対し、日経平均株価が底堅く推移しているのは、この下値支持線が機能している面もあると推測されます。

みなさん、こんにちは!シニアテクニカルアナリストの佐藤光です。テクニカル分析を始めて20年。私が20年かけて学んだ「テクニカル分析」のエッセンスを全12回にわたってお伝えします!

テクニカル面から相場の不透明感はなくなりませんが、私は「ここは買い場」の判断を継続します。相場は短期では需給や材料で動きますが、最後は景気・企業業績によって方向性が決まると考えています。

それでは第2回の締めくくりに、トレンドラインを引いてみましょう! 大和証券のオンライントレードの「多機能チャート」には、テクニカル分析に必要な機能が揃っています。 そして、トレンドラインを引く際の嬉しい機能として、線の色や太さ、種類をカスタマイズでき、印刷もできます! トレンドがどう変化したか手元に残しておけるのは嬉しいですね!

また、下値支持線は右肩上がり、上値抵抗線は右肩下がりとなっているため、時間の経過と共に、2つの線の幅は徐々に狭くなり、三角形のようになります。この形状を、テクニカル分析では、「三角保ち合い(さんかくもちあい)」といいます。一般に、三角保ち合いが形成された場合、株価は三角形の頂点付近で下値支持線を下抜けると大きく下落し、上値抵抗線を上抜けると大きく上昇する傾向があります。

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