豪ドル/円 今日の見通し「意見が割れているFOMC!豪ドルは利下げ幅と株式市場の反応に注目!」2024/9/18

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豪ドル/円 今日の見通し「意見が割れているFOMC!豪ドルは利下げ幅と株式市場の反応に注目!」2024/9/18

【最新号】

オーストラリアの通貨「豪ドル」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉

豪ドル(AUD)トレードに関わる現在までの相場トピック

・NY原油先物市場は続伸。レバノンの親イラン組織ヒズボラ戦闘員を対象にした爆発事件が多数発生。ヒズボラは対立するイスラエルによる攻撃とみており、中東の地政学リスクが高まり、原油価格の上昇の一因となった。終値は前営業日比+1.10ドルの1バレル=71.19ドル(9月17日)。

<WTI原油・商品CFDチャートはこちらはこちら>

・8月30日に発表された豪7月小売売上高は前月比±0.0%と市場予想(+0.3%)を下回った。

・8月28日に発表された豪7月消費者物価指数(CPI)は前年比+3.5%となり、前月(+3.8%)から鈍化した。7月31日に発表された豪4-6月期CPIは前年比+3.8%となり、市場予想通りに前四半期(+3.6%)から加速した。

・8月15日発表の豪7月雇用統計は、雇用者数が5.82万人の増加と市場予想(2.00万人増)を上回った。また失業率は4.2%へ悪化(前回:4.1%)したが、労働参加率が67.1%と前回(66.9%)から上昇したことが要因だった。

・8月6日に豪準備銀行(RBA)は金融政策決定会合を開催。政策金利は4.35%で据え置きとなった。ブロック総裁は市場の利下げ観測について「先走っている」とけん制した。

今日の豪ドル(AUD)トレード メインシナリオ

意見が割れているFOMC!豪ドルは利下げ幅と株式市場の反応に注目!

昨日は米国の8月小売売上高や同鉱工業生産などの結果が市場予想を上回るものだったことで米国の景気減速への懸念が和らいだ。これを受けて、米ドル買いが優勢となったほか、リスクオンの観点から豪ドルも買われ、豪ドル/円は先週から上値を抑えられていた95.71円前後を上抜けると96円台まで上伸した。
本日、市場の注目は米連邦公開市場委員会(FOMC)に向いている。利下げ幅を巡っては、FOMCメンバーの中で25bp(0.25%ポイント)と50bpとで意見が割れていると報じられていることから、市場も利下げ幅について完全に織り込み切れていない。そのため、政策金利発表後は米ドル/円を中心に大きく動く可能性があり豪ドル/円も例外ではない。ただ、豪ドル/円についてはFOMCの結果を受けた株式市場の動向次第では値幅は比較的小さいものになりそうだ。

豪ドル/円 最新チャート分析

今後の注目経済指標・イベント

日米株価動向
27:00 FOMC

「ぴたんこテクニカル」内「お天気シグナル」の分析結果

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円、豪ドル/米ドルともに雨。

【情報提供:外為どっとコム】

<「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」 詳細はこちら>

  • ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
  • ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。

お知らせ:FX初心者向けに12時からライブ解説を配信

外為どっとコム総合研究所の調査部に所属する外国為替市場の研究員が、FX初心者向けに平日毎日12時ごろからライブ配信を行っています。前日の振り返り、今日の相場ポイントなどをわかりやすく解説しています。YouTubeの「外為どっとコム公式FX初心者ch」でご覧いただけます。

12時からのFXライブ解説 配信チャンネルはコチラ

 

 

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外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。

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豪ドル 円 今日の見通し

2021年の豪ドル/円の予想レンジは、下54.75円、上94.58円。 2021年のピボット(ブルベア判断の分かれ目)は、74.66円。74.66円より上ならば豪ドル買い優勢、74.66円より下ならば豪ドル売り優勢と考えます。

テクニカルポイント 豪ドル/ドル、買い優勢も10+21日線は売りシグナル状態0.6828 ボリンジャーバンド 2σ上限(21日間)0.6777 エンベロープ1%上限(10日間)0.6766 現値0.6737 21日移動平均0.6710 10日移動平均0.6698 一目均衡表・転換線0.6698 一目均衡表・基準線0.6660 100日移動平均0.6646 ボリンジャーバンド 2σ下限(21日間)0...

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