参考レート 99.82円 10/9 2:01
パラボリック 101.42円 (実勢レートが上回れば買い・下回れば売り示唆)
移動平均線・MA(各レベルで短期が長期を上回れば買い・下回れば売り示唆)
5日移動平均線 100.46円 (前営業日100.26円)
21日移動平均線 97.92円 (前営業日97.70円)
90日移動平均線 100.98円 (前営業日101.01円)
200日移動平均線 100.14円 (前営業日100.12円)
RSI[相体力指数・14日]
56.35% (売られすぎ目安30%・買われすぎ目安70%)
ボリンジャーバンド(買われすぎ・売られすぎ水準目安 周期20日)
2σシグマ[標準偏差]上限 102.15円
2σシグマ[標準偏差]下限 93.99円
MACD指数平滑移動平均・収束拡散指標
MACD[12、26] 0.77 vs 0.46 MACDシグナル [かい離幅 0.31]
(MACDがシグナルを上回れば買い・下回れば売り示唆。かい離幅も反発・反落の目安)
注;テクニカル指標の解釈の説明は一般例のひとつで、同一の指標でも上記以外に様々な判断基準があります。
(金)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
テクニカル 豪ドル円テクニカル一覧200日線付近で上値が重い
実際のところ、2023年12月の急落があっても200日移動平均線の上に位置し、大局観として豪ドル/円は随分紆余曲折があったものの、総じて強気構造を維持してきた。この意味合いでは、先々週やっと上放れし、先週上値を追ったばかりなので、今週もその値動きが続く見通しである。
しかし、目先では慎重な見方を維持しておきたい。なぜなら、前述の2月1日の「スパイクロー」のサインが結果的に「フォールス・ブレイクアウト」のサインに化すかどうかはなお不透明の状況だからだ。また、豪ドル/円98円の大台のブレイクやその上の定着なしでは判断が難しいため、性急な結論は見送りしたほうがよいだろう。
そもそも、豪ドル/円の回復ぶりは常に想定より早かったことも強気構造を固めた。2023年12月7日に急落し、一旦94円を割り込んだのは、米ドル/円の変動につられた値動きだった。大きく反落しただけに、基調が一旦「崩れ」、回復に時間がかかると思われたが、実際は想定より早期に回復し、強気構造を暗示していた。このような構造も目先の値動きによって証明されたことから、大きな視点で見ると整合性があったと言える。
というのも、先々週までなかなか豪ドル/円は98円の大台を突破できずにいた。そのため、2月最初の週まで、ロング筋の力尽くしが観察され、一気に急落していた。また、ロングポジションの狼狽決済をもたらしたとも推測された。
豪ドル/円相場は先週大きく変動した。豪ドル/米ドルの急落につられた形で1月31日と2月1日に大きく反落、一旦95.38円まで安値をトライし、深押しとなった。
言い換えれば、前述のフォールス・ブレイクアウトのサインが本物である以上、先週と同様の動きになるのではないか。豪ドル/円の騰勢はこれからも続き、またさらなる上昇モメンタムの強化に繋がる。そのため、100円心理大台の打診や通過を必然視し、上値を追う展開となる公算が大きい。
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