佐野SAスト騒動 発端の人物語る

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佐野SAスト騒動 発端の人物語る
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佐野SAスト騒動 発端の人物語る

さらに、経営危機の説明会があったとことを明らかにし、岸社長に「根拠を示さず『大丈夫です』と繰り返しました(取引先の多くが説明会翌日に、商品をすべて撤去したことを覚えていますか?)あなたはこの現状を『大丈夫』と言いますが、『有能な経営者』なら、その根拠を教えて頂きたい」とし、「逆に『事実無根』というなら、メインバンクの群馬銀行に、『ここ3カ月ぐらいの間、融資が凍結されていた事実はありません』というメッセージをもらってください。(中略)事実無根なら、協力はもらえるはず。ぜひもらってください」と突きつけた。その上で「佐野サービスエリア再生のための事業計画を立て、必要な新規融資を獲得してください」「少なくともここをクリアしてもらえないと、今月中の経営破綻も視野に入ってくるので、従業員も取引先の皆様も、この点のクリアは必須と考えています」と、片柳建設グループが経営破綻する可能性があると主張した。

8月11日、FRIDAYデジタルにて佐野SAで商品が殆ど入荷されていない異常事態である旨の記事が掲載されいました。8月14日には東京商工リサーチにも記事が掲載されています。

佐野SAで何があった?

佐野SA上り線に、活気が戻った。お盆のUターンラッシュが本格化したこの日、東京方面に向かう家族連れが「やってるじゃん」「あれ、やってるよ!」と声を上げ、次々とフードコート、ショッピングコーナーに入っていった。ショッピングコーナーの棚には9割ほど商品が並び、レジには利用客の列ができた。

納品業者からすると、モノを納品しても支払いがなされない不安があった。これにより上り線の佐野SAの売店から商品がなくなる事態に。8月になってケイセイ・フーズは資金の入金があったら速やかに納品業者に支払うとの覚書を作成。また商品が並ぶようになった。

また、岸社長がストを起こした従業員と連絡が取れないと語ったことを伝え聞くと、首をかしげ「経営陣にはコンタクトを取っていますが、交渉は出来ていない」と断言。打開の糸口が見えないこと、7月に労働組合を結成したことを踏まえ(1)通常の職場環境の回復(2)ストの発端となった親会社の資金繰りの悪化について、今後の給与の支払いと商品の安定した仕入れに問題はないかを再確認するため、団体交渉を行う方向で弁護士と協議を始めた。また一部の労働団体にも相談を始めたという。

今回、質問状を公開したのは、スト前日の13日午後、岸社長に経営危機について追及、糾弾し解雇された、総務部長の加藤正樹氏。加藤氏は、ケイセイ・フーズが栃木県佐野市に本社を置く片柳建設のグループだとした上で「ケイセイフーズは銀行から片柳建設グループとみなされています。メインバンクから、片柳建設グループ全体に対し、新規融資凍結処分が下されてそろそろ3カ月。借金の返済の滞納も3カ月目」として、ケイセイ・フーズのみならず、片柳建設と一連の関連会社が、借金の返済を滞納していると主張。「この問題が解消しないかぎり、我々従業員だけが戻っても、問題は解決しない可能性がきわめて高いのです」と、佐野SAの労使問題が解消しても、根本的な資金繰りに大きな問題があると指摘した。

長かった佐野SAが終了を迎えました。

お盆真っ最中に大騒動だ! 帰省中のマイカーで混雑する東北自動車道。その上り線にある「佐野サービスエリア(SA)」(栃木県佐野市)のレストランなどが14日、運営会社の従業員たちによる“ストライキ”で営業休止となった。現場には「社長の経営方針にはついていけません」「解雇された部長と支配人の復職と、経営陣の退陣を求めます」との貼り紙が残されていた。佐野ラーメンを提供する人気SAで、この時期は一年でも特に人が訪れる書き入れ時のはず。いったい何が起きたというのか――。

なかでも好評だったのは、同市の名物で、SAでも一押しの人気グルメ「佐野ラーメン」。この日の佐野は最高気温33度と暑かったが、注文する客が相次いだ。家族で埼玉県から訪れた男性は「おいしかった。また食べたい」と笑みを浮かべた。16日から、ショッピングコーナーは24時間、佐野ラーメンは午後11時まで提供が可能となった。

一方、ストを起こした従業員たちも同日、取材に応じ「今、提供されている佐野ラーメンは、私たちのものとは違う味になっている」と反発した。

加藤氏は「私は私で従業員たちと一緒に、佐野SA再生のための事業計画を策定をはじめたいと思います。その提案を、まずは世間の皆様にみてもらいたい(もちろんケイセイ経営陣にもみてもらいたい)。できれば、佐野市長、石井国交大臣はじめ政治家の皆様、国交省、NEXCO東日本(と子会社の)ネクセリア東日本の皆様にもみてもらいたいです」と、東北道を管理、運営する、NEXCO東日本と国土交通省に対しても、問題解決に関わるよう主張した。

こちらの記事では、そんな少ないながらも報道されている記事をリンクとして集め、「現在の佐野SAがどうなっているのか?」というのを改めて理解してもらうものになっています。また、一部社長の人物像に関する報道も掲載してあります。

ただ、店頭に立ったのは運営会社「ケイセイ・フーズ」のストライキを起こした従業員たちではなかった。関係者によると、お盆休み中の同社社員や付き合いのある関係者で、佐野ラーメンを提供したのも別業者だという。岸敏夫社長はこの日、報道陣の取材に「これだけの人が集まって協力してくれて涙が出そうだ」などと感謝した。

加藤氏は、佐野SAが代替職員を使って一部の営業を再開した16日に、同社長が「ストの従業員とは連絡が取れない」と語ったことに対し、逆に経営陣が直接交渉に応じていないと反発し、公開質問状の冒頭にも「まともに話ができるチャネルがないため、このようなかたちで、質問させて頂きます」とつづっており、直接交渉が行われないことから、質問状を公開するに至ったとみられる。

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