ドル・円は伸び悩みか、ドル買い継続も日本の円安けん制が重石に

ドル・円は伸び悩みか、ドル買い継続も日本の円安けん制が重石に

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欧米市場オープニングコメント

「ドル・円は伸び悩みか、ドル買い継続も日本の円安けん制が重石に」
 18日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米国経済のソフトランディングを期待したドル買いは継続の見通し。ただ、日本政府から円安けん制発言が相次ぎ円売りは失速。上値メドの150円70銭台では売りが出やすい。
 欧州中央銀行(ECB)は前日の理事会で追加利下げを決定したが、目先の政策方針が不透明になりユーロ売りの展開に。一方、17日に発表された米経済指標で小売売上高とフィラデルフィア連銀製造業景気指数は予想通り前回から改善を示した。欧米中央銀行の方向性の違いで、ユーロ・ドルは1.0810ドル台に値を下げた。本日アジア市場で日本政府当局者が足元の円安をけん制し、円売りの後退でドル・円は弱含む場面もあった。この後の海外市場は米国経済の行方が注目される。足元の経済指標は想定ほど悪化せず、引き続き軟着陸を期待したドル買いが先行。NY株式市場では金融セクターを始め好業績が目立ち、リスク選好的な円売りが主要通貨を押し上げる見通し。ただ、今晩の住宅関連指標は悪化が予想され、ドル買い一服の可能性もあろう。ドル・円は150円70銭台が当面の上値メドとされ、150円台では引き続き強いドル売りが一段の上昇を抑える。

通貨別分析

 

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[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル ドル・円は伸び悩みか、ドル買い継続も日本の円安けん制が重石に

ドル 円は伸び悩みか ドル買い継続も日本の円安けん制が重石に

以前は戦争・紛争や金融危機などの「有事」の際にはドルが買われ易いという「有事のドル買い」が一般常識として定着していましたが、近ごろは「有事の円買い」が頻繁にみられます。米国が戦争・紛争の当事者または関係者となる場合や、米国の金融政策に絡む思惑先行で不透明感が高まった場合などは、ドルを避けて、リスク回避として円が買われる傾向があります。

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