[ユーロ米ドル]予想上回るユーロ圏GDP

昨日発表されたドイツやフランスなど主要欧州各国の7‐9月期GDPが予想を上回ったことでユーロ買いが先行。1.08ミドル付近まで上昇する一方でNY時間に発表された米ADP雇用統計の予想以上の強い結果を受け1.08付近まで押し戻された。
しかし、GDPの結果によりドイツの長期金利が3か月ぶりの高い水準まで上昇したことからユーロは反発。1.0871まで上昇して引けている。1.09手前には200日移動平均線やボリンジャーバンドの中心線が位置することから強いレジスタンスとして意識される。
今日はユーロ圏HICPが発表されるが、前月からの鈍化が予想されており改めてECBの追加利下げ観測の高まりからユーロは下落に転じる可能性が高いとみている。

ユーロドル予想レンジ：1.0880（50％、200日MA、BB中心）～1.0800

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