[全般]タカ派の日銀、円全面高

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[全般]タカ派の日銀、円全面高
昨日の日銀会合と植田総裁の発言はタカ派的な内容となり円は全面高となっている。

昨日の東京時間に開かれた日銀会合では予想通り政策金利0.25%据え置きを決定。展望リポートでは「引き続き金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整」とこれまでの利上げ路線継続姿勢が示されたことで円は上昇。
その後の植田日銀総裁の会見では「経済・物価見通しが実現していけば政策金利を引き上げる」「過去と比べると為替の変動が物価に影響を与える」とした。また、米経済リスクを背景に「時間的余裕」との文言を今後使わないとの発言を市場はタカ派発言と受け止め円は一段と上昇したことでドル円は152円を割り込んだ。
その後はNY市場で米10年債利回りが上昇したことでドルが買われドル円も153円台に戻された。一方で、NY株式市場が三指数ともに大幅安となったことでリスクオフの円買いが強まりドル円は再び152円付近まで押し戻された。
円が主役の一日となったが、今日のNY時間には注目の米雇用統計が発表されることからドルに主役が移ることになる。
今週発表されたJOLTSは弱い結果となったが、ADP雇用統計は予想を大きく上回り、そして新規失業保険申請件数も減少するなど強い結果を示した。
10月はハリケーンやストライキなどの影響を受け予想と異なる結果が示される可能性が高く、荒っぽい動きが予想される。ただ、日銀のタカ派姿勢が確認されたことでクロス円は全般に上値の重い展開を予想する。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[紹介元] かざみどり [全般]タカ派の日銀、円全面高

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