【見通し】7日香港株=上値重いか、トランプ氏当選確実で貿易戦争再燃を警戒
7日の香港市場は上値の重い展開か。注目された米大統領選挙は共和党のトランプ前大統領の当選が確実となった。トランプ氏は中国からの輸入品に一律60%の関税を課す方針を明らかにしており、米中の貿易戦争への警戒感が相場の重しとなりそうだ。
一方、ハンセン指数は前日に2%超下落した後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻しが入る可能性もある。また、8日までの日程で全国人民代表大会(全人代)常務委員会が開かれており、追加の景気対策への期待感が一定の支えとなりそうだ。なお、きょうは中国の10月貿易統計が発表される予定。市場予想(米ドル建て)は輸出総額が5.2%増、輸入総額が1.5%減。
6日のNY株式相場は急伸。主要3指数がいずれも史上最高値を更新した。米大統領選で共和党のトランプ前大統領の勝利が確実となったことで景気拡大期待が強まった。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、HSBC(00005)が香港終値を上回って引けた半面、美団(03690)やテンセント(00700)、アリババ集団(09988)が下回って引けた。
(小針)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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見通し 7日香港株上値重いか トランプ氏当選確実で貿易戦争再燃を警戒
大阪・中央区に本社がある証券会社のコールセンターでは、6日朝からおよそ20人の営業担当者が、個人投資家からの問い合わせや売買の注文に対応しました。大統領選挙の開票が進む中、今後の取り引きの手がかりを探ろうと、問い合わせが相次いで寄せられ、担当者は開票速報のニュースをチェックしながら、株価の見通しなどを説明していました。
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