FX個人投資家動向「米大統領選、トランプ氏勝利でドル買い進行‼ドル円プレーヤーは買いポジ利食い成功?買いポジ減少‼」2024年11月7日

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FX個人投資家動向「米大統領選、トランプ氏勝利でドル買い進行‼ドル円プレーヤーは買いポジ利食い成功?買いポジ減少‼」2024年11月7日
 

前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。

FX投資家フローと市況

前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き(ローソク足)と個人投資家動向です。(画面下のグラフは各時間帯の個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。)

6日、米大統領選で共和党のトランプ前大統領が勝利したことを受けて、トランプトレード(米債売り・米金利上昇・ドル買い)が継続、さらに、米株も大幅上昇しリスクオンの円売りも進行、ドル円はNY時間中盤に154.699円まで上昇した。

本日アジア時間、序盤に三村財務官が「行き過ぎた動きに対しては適切な対応をとっていきたい」との円安けん制発言で円買いとなり、ドル円は154.212円まで下落した。売り一巡後は、ドル円は154.709円まで上昇するも、本邦10年債利回りが1%台を回復する中、日米の金利差縮小から再び円買い戻しが優勢になり、ドル円は153.931円まで下げ幅を広げた。

取引金額

外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」の取引を円換算した取引金額です。

市場シェア上位

外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」取り扱い通貨30通貨ペアの内、取引量が多かった上位10位です。

ポジション金額

外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」ポジションの円換算金額です。(青いバーが売建玉、赤いバーが買建玉です。)

ポジション増減

外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアのポジション増減(前日比)です。

外為どっとコムの取引サービス「外貨ネクストネオ」での取引データを元に作成しています。

 
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[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル FX個人投資家動向「米大統領選、トランプ氏勝利でドル買い進行‼ドル円プレーヤーは買いポジ利食い成功?買いポジ減少‼」2024年11月7日

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本日、豪準備銀行は政策金利を市場予想通り4.35%に据え置きとすることを発表。声明では「インフレ率を目標に戻すために必要なことを行う」「インフレの上振れリスクに引き続き警戒する必要性」「11月の予測は、インフレ率が持続的に目標範囲に入り、中央水準に近づくまでにはまだ時間がかかることを示唆」と引き続きタカ派の内容で、公表を受けて豪ドル買いで反応したものの、米大統領選を控え反応は限定的となった。

これらを踏まえると、今回のトランプ氏の勝利を受けた米ドル/円の上昇再燃でも、この間の高値の161円を大きく越える可能性は低いのではないか。

4日、米大統領選の投開票を控える中、週末に民主党のハリス副大統領の支持率が上向いていることを示す世論調査の結果が発表され、トランプトレード(米債価格下落・米金利上昇・ドル買い)の巻き戻しのドル売りが進行し、ドル円はNY時間序盤に151.533円まで下落した。その後は、OPECプラスが12月から予定していた生産引き上げを1カ月先送りするとのニュースが焼き直され、原油先物価格の上昇とともに、米長期金利が下げ幅を縮小し、ドル円はNY時間終盤に152.203円まで上昇した。

外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」の取引を円換算した取引金額です。

外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアのポジション増減(前日比)です。

外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」取り扱い通貨30通貨ペアの内、取引量が多かった上位10位です。

【為替】トランプ勝利で円安はどこまで進む!?

5日、米大統領選投票日を迎え、民主党のハリス副大統領、共和党のトランプ前大統領の支持率が拮抗する中、10月米ISM非製造業景況指数が市場予想を上回り、ドル円は152.201円まで戻す場面はあった。しかしその後は、ポジション調整目的のドル売りが優勢になり、NY時間終盤に151.330円まで下落した。

2016年と最近では、米ドル/円を取り巻く状況に大きな違いがある。例えば5年MA(移動平均線)かい離率は、2016年11月の「トランプ・ラリー」が始まる前はほぼニュートラルだったのに対し、足下ではプラス20%以上に拡大、すでにかなり中長期的な「上がり過ぎ」懸念の強い状況となっている(図表2参照)。2016年は「トランプ・ラリー」のピークでも、同かい離率はプラス10%以上に拡大した程度にとどまった。

要するに、2016年の「トランプ・ラリー」前の米ドル/円は中立から「上がり過ぎ」拡大に向かう動きだったが、結果的に「上がり過ぎ」懸念が強まる前に上昇一巡となった。これに対して、最近の米ドル/円はすでに「上がり過ぎ」懸念が強い状況にある。さらに米ドル/円が上昇し、この間の高値の161円を超えるなら、5年MAかい離率はプラス30%近くに拡大する計算だ。経験的には日本の通貨当局が米ドル売り介入を再開する可能性も出てくるだろう。

米大統領選の開票が始まり、トランプ氏有利の報道が相次ぎ、トランプトレード(米債価格下落・米金利上昇・ドル買い)が進行、4.25%付近で始まった米10年債利回りは4.45%付近まで上昇し、ドル円はアジア時間序盤の151円前半から154.340円まで上昇幅を広げた。その後、ハリス副大統領が差を縮めたことで、ドル円は利益確定売りに押され153.10円台まで押される場面もあったが、トランプ前大統領優勢の状況は変わらなかったことで、ドル円の下値も限られた。

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