[米ドル円]155円台でも音無し

昨日の東京市場では日経平均株価が大きく下落したにも関わらずドル円は目先のレジスタンス155円を上抜けた。当局からのけん制発言は全く聞かれなかった。
この日発表された米10月CPIは予想通り上昇したが既に織り込み済みで発表後は154円35銭まで下落。しかし、米長期金利上昇によりドル買いの意欲は根強く押し目買いが入ると再び155円台に押し戻された。また、この日米下院でも共和党が過半数を獲得したとの報道もありトランプ氏の政策が今後通りやすくなるとの見方もドル買いを促すとドル円は155円60銭に上昇。このレベルはフィボナッチ76.4％戻しのレベルでもあり意識されていた。
第二弾のドル買いがスタートした観もあり、ドル円は156円台を試す展開が予想される。この時点でも本邦サイドからの口先介入はなく、むしろ市場は催促相場に入ったとみる。

ドル円予想レンジ：156円00銭～154円80銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) – ジャンル:株式・投資・マネー