うなぎ集団食中毒 再開せず閉店
「しばらく顔見なかったよね」「コロナに罹っちゃいましてね~」「あれっ?前にもコロナに罹ったんじゃない?」「ワクチン5回打ったんですが、二度目のコロナなんですよ~。今回は軽く済みました。ワクチンのお陰ですかねぇ~」知り合いの彼、こんな言葉をやり取りしながら後ずさり、思わず飛沫感染を警戒しちゃいました。登別のクマ園でエサをねだるクマのような巨躯、とてもコロナに屈するような体型じゃないのに???
その一方で、スマホの長時間使用による弊害も起きています。眼精疲労、肩こり、頭痛、急激な視力低下、めまい等で、病院に駆け込む方が増えているのです。スマホは確かに便利なツールですから、知らず知らずに依存する傾向が強くなっていきます。風呂場に持ち込むなんて、かなりの依存度ですよね。気がついたら、人がスマホを使っているのか、スマホに人が使われているのか、どちらが主体か分からなくなる状態も、往々にして見かけます。常時接続のストレスに、身体が悲鳴を上げ、息苦しさを覚える人が増えてきた、そのことに、目を向ける必要がありそうです。常につながっている、ということは、考えようによっては常に監視されているような状況、と言い換えることもできます。つながりを強制されているようで、一人になる時間すら否定されてしまう、自分と周囲の境界線があいまいになってしまう、そんな怖れを感じる方も増えているといいます。
特別信仰に篤いわけではありませんが、わが家から五分ばかりのところに、氏神様として祀られる神社があります。小さな神社でも緑の匂いは涼を吸い込むようで、気持のいいものです。今月はじめ、散歩がてらぶらりと鳥居をくぐりました。わずかなお賽銭を投げ入れ「じゃらりじゃらじゃら」頭上の鈴を鳴らし二礼二拍手、慣行に倣い健康を願いました。大して格式のある神社ではない?まあ承知はしておりましたが、新しくご由緒を刻んだ石碑が建てられていましたので、目をとめて読むことにしました。江戸時代に、徳川将軍が日光東照宮に参詣する際に利用した日光御成道、その第一の宿場として栄えた岩淵宿の鎮守社、なるほど。で、ご祭神は「スサノオノミコト」。暴力団員のような粗暴な男スサノオねぇー、八頭のオロチをやっつけて、姉ちゃんのアマテラスが閉じこもった岩戸を開けたんだっけ、ふむ。石碑に気に取られていたところ頭上でいきなり激しい音が。いかにも怒りをあらわにした鳴き声「ぐわっ、がおーっ」、羽を広げ威嚇のポーズ、見上げると不気味なカラス、小枝を喰いちぎっては投げ、むしりとっては投げ・・・。カラスは「かぁーかぁー」、七つの子がいて「かわいい、かわいいと鳴くんだよ」あれはウソです。どう猛なイノシシやワニの雄叫びそっくり、どうやら、子育ての真っ最中ということに気がつきました。本来は臆病で慎重な性格のカラスは、自分から人間に近づいていくことは少ないはずですが、繁殖期には子を守るために必死、気が立って凶暴になるといいます。まさにそれでした。きっと呼んだのでしょう、近くから数羽の援軍がやってきまして、威嚇の編隊低空飛行、やっとの思いで鳥居の外に出て難を逃れました。狂暴が売りのスサノオ、奇襲に目の色変えるカラス、共通項を見た気分です。都内では、路上に出された家庭ごみを食い散らかすカラス公害が多発しています。いくらネットを被せても、数羽がネットを持ち上げ、隙間から別のカラスが食料をゲットするといったチームプレーを、いとも簡単に展開するカラスです。各地公体でカラスの嫌いな?黄色のネットを使うとか、防戦に苦労しているようですが、効果のほどは今一歩、やっぱり、しっかりとした金属製のごみボックスを設置するのが最善のようです。きれいな街づくりは住人の義務でもありますから。その他のカラスの公害話は別の機会に譲るとして、知能の高さについて少しだけ。硬い木の実や貝を車の通る路上に置き、轢かせて割れたところを食べるとか、くちばしと足を使って水道の蛇口をひねり、水を飲むなんて朝メシ前、人の顔も識別して、いじめられた相手に的確な?仕返しをするともいわれます。東京近郊でみられるカラスは、殆どがハシブトカラスという種類、色は真っ黒。なぜ黒いのか、諸説ありますが「カラスは元々白い鳥だったが、フクロウの染物屋に塗り替えを頼んだところ、黒地に金や銀で模様を描けば、上品で美しく仕上がると考えたフクロウは、カラスの全身を真っ黒に塗りました。全身真っ黒が仕上がりと勘違いしたカラスは、怒ってフクロウを追い掛け回しました。それでフクロウは、カラスが飛ばない夜にしか表に出られなくなりました」もっともらしい話ですよね。最近の女性ファッション、夏に真っ黒がちょっぴり流行?染められたのですかね?民話や神話にたびたび登場するカラスですが、エピローグは日本サッカー協会のシンボルマーク、八咫烏(やたがらす)です。先ほどの御祭神スサノオの姉さん、アマテラスの五世代孫にあたる神武天皇(日本の初代天皇と日本書紀に記されているそうですが、興味のある方はお調べください)、熊野から大和平定に向かう神武天皇を、三本足の八咫烏が松明を掲げ道案内した、まさに吉兆を示す鳥がカラス。「ニッポンちゃちゃちゃ」の源流です?申し上げたかったのは、繁殖期のカラスは狂暴だから近寄らぬようにということ。加えて、梅雨明け、猛暑、くっきりとした輪郭の陽射し、熱中症にはくれぐれもご用心を・・・。
現代の子供たちも、偏差値をおでこに貼って窮屈に生きることを強いられています。偏差値主義・学歴偏重の世の中が子供たちの進路を制限し、エリート社会を生み、富裕層の子供だけにチャンスがあるような階級社会へと変遷していくことに、さほど時間はかかりませんでした。AI、DX、GX、EV・・・未来の世の中を創る様々な分野で日本は明らかに遅れてきているという報道が、このところ目につきますが、もう50年も前から、現代の日本社会への警鐘が鳴らされていたことに些か驚異を覚えます。
マスコミ報道は、企業買収を「功利打算に目のくらんだ乗っ取り」という偏執とも思えるような書き方をしています。株式会社の議決は、賛成株数の多寡で決定されるのが原則です。昨年暮れに「SBIグループは新生銀行の株式の48%を取得、さらに、現在の株価にプレミアムをつけて公開買い付けの応募を発表、SBIによる新生銀行の買収(TOB)はほぼ成功した」との報道がありました。経済専門紙ですから、企業の支配権が移動することを記事にするのは多数の上場会社利害関係人に対する情報提供として、必要なことではあります。しかし、「新生銀行の役職員の皆さんの思いって、どんなものなんだろう?報道には全く出てこないけれど・・・」記事を読みながら、ふと気になりました。きっと「寝耳に水」の職員も多かったのだろうと思います。ネットに溢れる新生銀行職員の書き込みには、組織、処遇、先行きへの不安が限りなく続きます。中には、買い占めに気づかなかった経営陣のぼんくらさに対する批判もあります。というわけで今回は、企業買収を社員の立場から考えてみたいと思います。
この状況を食い止めようと、温暖化防止、脱炭素の動きが世界中で進んでいます。化石燃料(石油や石炭など)を使う火力発電を、水力・風力・太陽光のような再生エネルギーにシフトしていくことや、ガソリン車を廃止してEVに、とにかく、のん気なことを言っていられる状況ではありません。
米国の調査データでは、2021/9までの半年の間に、大きく貯蓄が取り崩され始めました。コロナによる企業の経営悪化が個々人の収入を減少させ、そこに生活必需品のインフレが加わって、貯えの取り崩しを招いたことは明らかです。やがて日本でも、同じような現象が起きることは間違いありません。
一定の使用時間が経過したら、PCやスマホ等のデジタルデバイスから距離を置き、ストレスを軽減する時間を持つことを「デジタルデトックス」といいますが、自分をリセットする意味でも、ネット上のつながりを整理する必要がありそうです。アカウントを削除するのは、仲間外れになるような気分で、勇気のいることには違いありません。でも、数あるアカウントの中からいくつか削除、解除してみると、意外とすっきりした、という人が多いことも見逃せない事実です。ネットの時代、世の中が広くなると感じる反面、自分の居場所を狭くしていることにも気づくことが大切です。
うなぎ関係ないんだが、恵方巻きとか鰻とかおせちとか季節性の大量生産だと普段食品に接していない人が作るからこういう問題になりやすいかも知れない。
集団食中毒が発生したのは、横浜市港南区の京急百貨店の食品売り場にある「日本橋鰻伊勢定」です。横浜市保健所によりますと、今月24日の土用の丑の日に、この店でうなぎの弁当や総菜を購入した客から下痢やおう吐などの訴えが保健所やデパートに相次いで寄せられ、29日午前までに130人に上っています。ほとんどの人が軽症で快方に向かっていますが、90代の女性1人が亡くなったということで、保健所で詳しく調べています。保健所は検査の結果などから黄色ブドウ球菌による集団食中毒が発生したとして、この販売店と、デパート内にある同じ伊勢定のレストランを、29日から営業禁止処分にしました。この店のマニュアルでは、弁当の製造でうなぎを焼くスタッフ以外は手袋をつけることになっていましたが、当日は盛りつけ担当のスタッフが手袋をつけずに作業していたということです。黄色ブドウ球菌は化のうした傷口などに多くいる細菌で、保健所は手や指に傷がある人は食品に直接触れないよう呼びかけています。
今月24日の土用の丑(うし)の日に横浜市の京急百貨店に入るうなぎ店で、弁当などを購入した客130人が下痢やおう吐などの症状を訴え、保健所は集団食中毒が発生したとしてこの店を29日から営業禁止処分にしました。症状を訴えた人のうち90代の女性1人が亡くなっていて、保健所が詳しく調べています。
コラム『明鏡止水』 〜 あれっ、日常って? 〜思い起こせば2020年1月、国内で初めて新型コロナの感染が確認されました。同年4月には7都道府県に緊急事態宣言が発令され、感染 →隔離入院 →死と隣り合わせ、戦々恐々おっかなびっくりの日々でした。あれから3年、今年になってマスク着用は各自の判断に委ねられ、5月には、感染法上の分類が、重症化リスクや感染力が高い「2類相当」から、季節性インフルエンザと同等の「5類」に引き下げられました。感染対策も、基本は「個人の判断」、マスクは「着用が効果的な場面では推奨」となりました。「効果的な場面」には、通勤ラッシュ時など混雑した電車・バスに乗るときや、医療機関・高齢者施設などに行くときが例示されています。一概には言えませんが、やはりこのような場合には、今まで通りマスクは必要な気がします。
地震から半年経ち、能登半島にも少しずつ笑顔が戻ってきたようです。先だっては「地震から4か月、県立輪島高校の授業再開」との報道がありました。いつ、どこで大地震、大災害が起きてもおかしくないわが国、報道の中から学んだ数々のことを、お伝えしたいと思います。
侵入手口は、ごく日常的な電子メールであることが多いようです。同僚や取引先になりすましたメールが届き、つい開けてしまうような普通を装った添付ファイルを開いたとたん、ウイルスが侵入します。侵入してすぐに障害を生じさせるものばかりではなく、感染後も何の変化も見せずに作動し続け、さらにウイルスを拡散するケースも確認されています。このような場合には、利用者だけでなく他の機器にも感染が拡大、気づいたときにはトヨタのように全体を休止せざるを得ない状態になってしまうのです。
トヨタ自動車の仕入先である部品製造会社のサーバが、身代金要求型ウイルス「ランサムウェア」に侵され、トヨタ自動車の国内全工場が操業を停止する事態に至った、との報道がありました。このようなランサムウェアによるサイバー攻撃は、ネットにつながる機器が溢れる私たちの環境では、常に隣り合わせにいます。かつて信金でも、サイバー攻撃によってシステム障害が起き、サイトの改ざんが行われた事例がありました。また、病院のシステムが侵入され、重要な個人情報である患者のカルテが閲覧不能になり、復元を条件に、追跡が難しい暗号資産で身代金が要求される事件も起きています。
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