前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
FX投資家フローと市況
前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き(ローソク足)と個人投資家動向です。(画面下のグラフは各時間帯の個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。)
20日、NY時間序盤はエヌビディアの決算や、翌日の植田日銀総裁講演を控え、ドル円は方向感が出ず、155円後半での推移となった。その後は、ロシアのウクライナへの大規模報復が警戒される中、米国、イタリア、スペイン、ギリシャはウクライナ首都、キーウの大使館を一時的に閉鎖との報道や「ウクライナがロシア領内に英国製長距離巡航ミサイルを発射」とのヘッドラインで、市場センチメントが悪化し、ドル円は155.061円まで下落した。
本日アジア時間は、NY引け後に発表されたエヌビディアの2024年8-10月期決算は、売上高が前年同期の1.9倍となる350億8200万ドル(約5.4兆円)、最終利益は2.1倍の193億900万ドル(約3兆円)となり、売上高、最終利益とも四半期として過去最高となったが、これに対する半導体株の反応がかなり弱く、日経平均が軟調に推移したほか、引き続き、ウクライナリスク警戒で逃避通貨として円と米ドルが買われドル円は154円後半レベル円まで下落。市場は、植田日銀総裁の講演待ちとなっている。
取引金額
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市場シェア上位
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」取り扱い通貨30通貨ペアの内、取引量が多かった上位10位です。
ポジション金額
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ポジション増減
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアのポジション増減(前日比)です。
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FX個人投資家動向 ウクライナリスク再び拡大 エヌビディア好決算も日経下落で円買いへx203c昨日のドル円プレーヤーは上昇局面で買いポジ利食い成功
生成AI(人工知能)ブームをけん引してきた米半導体大手エヌビディアが20日、2024年8~10月期決算を発表する。投資家の期待を上回る決算や業績見通しを示せるかが焦点だ。AI向け半導体で首位を快走する同社の決算が、上値の重い日経平均株価が再浮上するきっかけになると期待する声は多い。
本日アジア時間、ゴトー日の実需フローや過度なウクライナリスクの後退で逃避通貨として買われていた円が売られ、ドル円は155円レベルまで上昇した。
生成AI(人工知能)ブームをけん引してきた米半導体大手エヌビディアが20日、2024年8〜10月期決算を発表する。AI向け半導体で首位を快走し続ける同社が、投資家の期待を上回る決算や業績見通しを示せるかが焦点だ。米ダウ工業株30種平均など米主要株価指数が「トランプトレード」で最高値を更新する中でも上値が重かった日経平均株価が、終値ベースで7月以来の4万円台を回復できるかどうかのカギを握る。
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19日、プーチン露大統領が核による報復を可能にする大統領令に署名とのヘッドラインで、市場センチメントが悪化し、逃避通貨の円とドルが買われドル円は欧州時間に153.268円まで下落した。NY時間にはドル円は154.206円まで戻すも、ウクライナが米国から供与された長距離地対地ミサイルを使ってロシアの軍事施設を攻撃との報道で、再び、153.414円まで下落した。ただその後、ラブロフ露外相が「核戦争が起きないというのがロシアの立場だ」と発言したことを受けて、ドル円は154.795円まで買い戻された。
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