背徳の味 岡山県のかつラーメン
ご当地ラーメン 岡山ラーメンの巻 岡山県にはラーメン店が多く、岡山市内だけでも500軒以上あるそうです。ご当地ラーメンと言えば笠岡ラーメンが有名ですが、全般的に醤油ラーメンが多いとも言われています。 岡山は「晴れの国」とも呼ばれ雨の日が少ない事で有名です。その豊富な日照時間によって良質な大豆・小麦・塩が産出されることによって醤油文化が育まれたことも起因しているのでしょうか・・・・。 さて、そのお目当ての醤油ラーメンを頂くお店として選んだのがこちらのお店です。 創業60年以上のお店で、岡山の新名物デミグラス丼も頂けるという事で行ってきました。 こちらのお店は、元はお寿司屋さんだったのを大衆食堂に業態変更され、そこで人気のあったラーメンとかつ丼に絞られたらしいです。 メニューを拝見すると支那そばと名物のかつ丼の両方が食べられるセットがあり、しかも食べやすいように「半々定食」も!。 当然、両方頂きました!!。 シンプルな支那そばのスープは真っ黒!。流行の「・・・ブラック」の様です。 味わいは驚くほどスッキリしており、鶏ガラと魚介系のダブルスープで、ご当地の醤油を使用されているからか、ほんのりと甘めの口当たりです。コクのある美味しいスープです。 中細のストレート麺は表面が滑らかでぷるっとした食感が楽しめます。粉の味が強くスープとの相性が良いです。 厚切りの肩ロースのチャーシューは食べ応えがあって肉の旨みがしっかり感じられます。 バランスが良い美味しい中華そばです。 そして「カツ丼」ですが、カツの上にかかっているのはデミグラスソースです。 このデミカツ丼は、「味司野村」という日本料理店が創業時(昭和6年)に提供していたものが、市内に広まり、名物となっていったそうです。。 このデミグラスソースは、ラーメンスープにウスターソースを合わせて作っているそうで、適度な酸味が食欲をそそります。 注文の度に大きな肩ロースをラードであげられたトンカツは、丼からはみ出そうな大きさです。 サクサク・ジューシーなガッツリ美味しいカツ丼です。 途中で生卵を落とすと甘みが出てさらに美味しく感じます。
「麺酒 一照庵(めんさけ いっしょうあん)」は、岡山市内に3店舗、倉敷市内に1店舗を構えるラーメン店です。岡山を明るく照らし、岡山で愛されるラーメンを作りたい。そんな想いからスタートした当店は、ミシュランをはじめ数々の賞をいただくまでに成長しました。屋号の由来は、店主が深く感銘を受けた「一隅を照らす」という言葉。「自分が今いる場所で精一杯努力し、光り輝くこと」という意味があります。これからも先人たちが築いてきたラーメン文化に敬意を払いつつ、一照庵グループならではの自由でクリエイティブなラーメンを生み出していきます。岡山に根差した当店のラーメンが、あなたを照らす一杯になれば嬉しいかぎりです。
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