逆張りと順張りの簡単なルール
一方で、順張りはトレンドが生じていることを確かめてからエントリーを決めるので、逆張りと比べればどうしても出遅れがちになります。しかも、まだまだ上昇トレンドが続くという予想が外れると、買った途端に上昇がピークアウトしてしまう“高値づかみ”のパターンに陥りかねません。
これは調べてみる価値があるはずだ。デニスやヘンリーのようなトレンドフォローの巨匠でも負けるほどに市場が「順張り」に適さない環境に変化したのなら、その手法で「逆張り」をすれば勝てるはずである。長年無意識のうちに温めていた様々なアイデアが湧き出して、一気に結びついた。ヘンリーが松坂投手に60億円でロング・ポジションを張ったように、私は無料で世界最低の負け組みを探し出しショートを張ればよいのである。
次の条件を兼ね備えるプロファイルを示す通貨は理想的な逆張りの通貨となる。そのようなプロファイルを示さない通貨は、順張り逆張り混合の取り引きが難しく現時点では避けたほうが良い。
逆張り指標は、ボックス相場で有効です。ボックス相場とは、上限と下限がある程度決まった範囲内で価格が推移している状態。ボックス相場は方向感がないので、レンジの下限と上限をうまく見極められれば、逆張りがしやすいのです。
1日ブレークアウトが収益マイナスとなっており、超短期の逆張りの可能性を示唆する。2~14日の間に2、7、12と収益3階層が存在する。短期的なブレークアウト順張りが不可能ではない様だ。しかしここだけが唯一の単純チャンネル順張り領域。15日以上のチャンネル順張りは壊滅。23日に巨額ドローダウンが発生しているので、これ以上のチャンネルをブレークしたら「利食い」をすべき事を示唆する。
短期的逆張りには向いていないように思われる。順張りも利食い無しでは地味な収益しか得られない。私にとっては非常に難しい市場であり、有効なシステムを作るのが非常に難しかった。タートルのルール20日と55日が、実は最悪の領域であることにも注目。タートル潰しが最良の手法である。
また、焦って「ナンピン」をしてしまうのも逆張りで失敗するパターンの一つです。ナンピンとは、保有しているポジションに対して逆方向に相場が動いた際に、さらにポジションを買い足すことで平均コストを下げる手法を指します。たとえば、1ドル=110円で買いポジションを1ドル保有したあと、1ドル=100円まで価格が下がったタイミングで買いポジションを1ドル追加すれば、平均取得単価は105円となります。この場合、最初にポジションを持ったときの110円ではなく、105円以上に価格が戻れば、利益を出すことができる状態となります。
一般的な投資手法である①順張り投資は、市場の流れに乗っかる投資スタイルです。一方、②株式投資の逆張り投資は、市場とは逆の判断をし、割安な銘柄を買い叩かれた時に購入する手法です。リスクは高いものの、うまくいけば大きな利益が期待できます。
ここで、次のように考えてみる。順張りをした場合これほど広大な負の資源領域があるのだから、この領域で順張りではなく取引ロジックをひっくり返した逆張りにして取引したら、膨大な損失領域が収益に転じるのではないだろうか? これは恐ろしく魅力的な設問ではないか。この答えを探索するのがこの章の主題である。
③不動産投資の逆張りも同様に、不動産市況が低迷している時に物件を買い、高騰期に売却するというアプローチをとります。タイミングを完璧に捉えることは難しいですが、適切なエントリーポイントを見極められれば魅力的なリターンが望めます。
これまで、逆張り投資、手法、おススメのサービスを中心に解説してきました。それぞれの投資手法について、今一度おさらいします。
以上、逆張りに必要な全ての周期構造がうまく備わっている。主要7通貨ペアの中では、システム構築の教材として最も分かりやすく最適な市場と言えるだろう。ドルスイスの逆張りモデルから手がける事をここで決定する。
逆張りにおいても、反発すると確信してエントリーしたのに続落し、下落トレンドの継続がチャート上で確認できるなら、ロスカットを決意する方がまだよいでしょう。依然として反発すると信じていたとしても、いったん撤退しておかないと、どんどん損失が膨らんでしまいます。
そして、順張りと逆張りのどちらにも言えるのは、読みが外れた場合に深追いは禁物だということでしょう。トレンドが続くと思ってエントリーしたのに下落に巻き込まれ、チャート上の下値支持線(サポートライン)を割り込んだにもかかわらず、再び上昇に転じるのを待って辛抱し続けるというのは危険です。
逆張りでよく使われるテクニカル指標を3つ紹介します。
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