【テクニカル】日足テクニカル・ポンド円=雲の下限を念頭に置いた取引き続く
陰線引け。日足一目・雲の中で売り優勢となり、一時雲を割り込み190円後半と先月2日以来の安値圏まで下落した。一巡後は雲の中に再び入り込むも、5手連続の陰線引け。
雲の下限は本日も191.08円に位置し、昨日に一度下抜けたものの暫くは同水準を念頭に置いた値動きか。雲を下回って推移すると、約2カ月ぶりの190円割れが視野に入る。上値は、昨日高値の上で低下基調の90日線が抵抗水準と想定。
レジスタンス1 192.66(90日移動平均線)
前日終値 191.60
サポート1 190.42(10/2安値)
(小針)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 【テクニカル】日足テクニカル・ポンド円=雲の下限を念頭に置いた取引き続く
もちろん 左手のテクニカルな面でも当時と今では明らかに違います
映像は、ユーディ・メニューインの演奏動画。私が学生時代にメニューインの書いた演奏技法に関する本を何度も読み返していました。当時は、カール・フレッシュの分厚い演奏技法に関する本もありましたが、両者ともに「理論的」に演奏を解析しているものでした。当時は「意味わからん」と(笑)内容を把握していなかった気がします。 現代の若手ヴァイオリニストたちの技法とは完全に一線を画す演奏方法です。大きく違うのは「右腕の使い方」です。もちろん、左手のテクニカルな面でも当時と今では明らかに違います。 演奏の自由度=音色の多彩さが今とは比べ物にならないほど大きかった気がします。言い換えれば、現代のソリストたちに共通して感じられるのは「音量」と「正確さ」を競うための技術が優先しているように感じます。ハイフェッツやオイストラフ、シェリングやメニューインが「技術が低い」のではなく、演奏技術のベースに「音色のバリエーション」が必ずありました。ヴィブラート一つ取り上げても、パッセージや一つ一つの音単位で、速さと深さを変えていました。また、右腕に至っては、まさに「ヴァイオリンの基本はボウイング」だと思わせるものがありました。 以前にも書いたように、ヴァイオリンは音量の「差=幅」の少ない楽器です。クラシックギターやハープ、チェンバロに比べれば、多少なりとも大きな音量差は付けられますが、ピアノなどと比較しても「音量の変化」は微細なものになります。だからこそ、音色の変化量で補う一面があります。
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