【S&P500】上値トライの流れが継続。
昨日はNY市場休場で値動きの変化がありませんが、NY休日前の日足は、小陰線で終えています。上値をトライし切れずに小反落しましたが、下げエネルギーの強いものではなく、大幅続落にも繋がり難いと見られます。5,950-60の抵抗を下抜けて終えた場合は下値余地がもう一段拡がり易くなりますが、5,900近辺の足元がしっかりしており、これを下抜けるほどの下落にも繋がり難いと見られます。短期トレンドは5,770-80の抵抗を下抜けて終えない限り変化しません。また、6,010-20の抵抗を上抜けて終えれば浅いガス抜きを終えて一段の上昇に繋がり易くなります。上値抵抗は、6,010-20,6,020-30,6,050-60,6,070-80に、下値抵抗は5,970-80,5,950-60,5,920-30,5,890-00にあります。
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SP500 プロの予想 上値トライの流れが継続
アメリカの長期金利が上昇した先月の28日に、S&P500指数(SPX)やナスダック100(NDX)が下落したことを考えるならば、トランプ候補が掲げる政策-減税、移民対策そして対中関税はいずれもインフレの再燃と財政悪化の可能性を市場参加者に意識させる可能性があろう。
しかし、非農業部門雇用者数をはじめとした見た目の数字が予想以上ならば、長期金利の上昇要因となることが予想される。このケースでは株安を想定しておきたい。S&P500指数(SPX)は、上で述べた5,500の維持が焦点となろう。この状況が確認される場合は、来週以降も上昇トレンドを維持する公算が大きくなろう。
ゆえに焦点は、業績の見通し(ガイダンス)にあろう。投資家の期待に応える将来性と成長性を示すことができれば、S&P500(SPX)の押し上げ要因となろう。
S&P500(SPX)を支えるもう一つの要因として注目したいのが、米株高のすそ野が再び広がりを見せていることである。この点を示唆しているのが、中小型株の代表的な指数ラッセル2000(RUT)である。
政策金利のピークアウト、景気のソフトランディング(軟着陸)、2024年の業績回復を織り込んでいくとの想定に立つ見通しです。ベストシナリオは、ハイテク株が多いナスダック総合指数で「AI(人工知能)ラリー」と呼ばれる優勢が相場を押し上げ、S&P500が一段と上値を追う展開です。
さえない小売売上高は株安の要因になり得る。しかし、上で述べた米長期金利の低下が株高の要因となっている状況を考えるならば、6月の小売売上高が株安の要因となっても、下落幅は限定的と予想する。S&P500(SPX)は、上で述べたサポート水準での押し目買いを考えたい。
S&P500種株価指数(SPX)のセクター別パフォーマンスを確認すると、15日の株式市場ではエネルギー株と金融株が上昇した。
S&P500が5,600ポイント(リトレースメント23.6%)の維持に成功すれば、昨日の高値5,666レベル、そして5,700レベルのトライを視野に入れた上値トライを想定したい。
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