ドル円今週の予想「“ドル弱気”。下値余地を探る動きが継続。」FXチャート分析 2024/12/2

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ドル円今週の予想「“ドル弱気”。下値余地を探る動きが継続。」FXチャート分析 2024/12/2

【ドル円週間予想】 下値余地を探る動き。149円割れで終えた場合は一段の下落へ。

 直近の日足は東京市場(9:00am)で、前日足から下寄りのスタートとなり陰線で終えています。上値を急角度で切り下げており、この間に4手前の陰線が153円割れを見て短期トレンドに変化が生じています。トレンドが変化して日が浅いことから反発余地が限られ易く、今週も下値余地を探る動きが継続すると見られます。短期トレンドは151.50-60の抵抗を上抜けて終えれば“ニュートラル”な状態に戻しますが、この場合でも上値を切り下げる流れに変化なく、153.80超えで越週するまでは下値リスクを残します。また149円を割り込んで終えた場合は、147.50~148.00ゾーンにある強い抵抗をトライする動きへ。さらに147円割れで終えた場合は、144~145円台の足元を固め直す動きが強まり易くなります。調整下げに留まるなら大幅に続落した場合でも144円を大きく割り込まない可能性が高いと見ています。日足の上値抵抗は150.40-50,151.10-20,151.40-50に、下値抵抗は149.40-50,148.80-90,148.00±10銭、147.50-60にあります。21日、120日、200日移動平均線は13.57,150.95,151.99に位置しており、全てを下抜けた位置で推移しており、短期トレンドは“ドル弱気”の流れにあります。また、149円を割り込んで終えた場合は中期トレンドも変化し始めます。

 一方直近の週足を見ると、値幅の大きい大陰線で終えており、この陰線が短期トレンドに変化を生じさせています。大きな下げエネルギーを吐き出した状態ですが、トレンドが変化して日が浅いことから、反発余地が限られ易く、続落の可能性により警戒が必要です。148.80~149.00に週足の横サポートがありますが、下抜けて越週した場合は下値余地がさらに拡がり易くなります。逆に、可能性が低いと見られますが153.50超えで越週した場合は、下値リスクが若干後退します。この場合でも、7月に付けた161.95と11月に付けた戻り高値156.75を結ぶレジスタンスラインが156.10-20に位置しており、これを上抜けて越週しない限り、“ドル強気”に変化しません。今週の週足ベースで見た上値抵抗は151.40-50,152.50-60,153.00-10に、下値抵抗は148.80~149.00,148.00-10,147.50-60,147.00-10,146.20-30にあります。31週移動平均線は151.97に位置しており、これを下抜けて中期トレンドが変化し始めています。62週線は150.39に位置しており、“ダマシ”となる可能性がありますが、週足の形状が悪化しており、上値抵抗として働く可能性があります。調整下げに留まるなら、日柄的には今週いっぱいか来週中、値ごろでは最大で144円前後と見ています。

 今週の戦略は、ドル買いは今週いっぱい様子見です。売りは150.40-50で戻り売り。吹き値があった場合の上値余地を151.10-20まで見て置く必要があります。損切りは151.50で撤退です。

 上値は、前日の値動きの中で150.30-40に軽い抵抗が、150.40-50,151.10-20,151.40-50に強い抵抗が出来ており、反発余地が限られる展開が予想されますが、これらを全てクリアしさらに、152.20-30の抵抗を上抜けて終えれば“ニュートラル”な状態に戻して下値リスクが若干後退します。この場合でも上値を切り下げる流れに変わりなく、153.70-80の抵抗を上抜けて終えるまでは下値リスクにも注意が必要です。下値は、149.40-50,149.10-20,148.80-90に強い抵抗がありますが、全て下抜けて終えた場合は下落余地がさらに拡がり易くなり、148.50-60,148.00±10銭、147.50-60,147.10-20にある強い抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。さらに147円割れを見た場合は、146円台前半にある強い抵抗を切り崩しつつ144~145円台まで下落余地が拡がり易くなります。この場合でも長期トレンドはまだ強い状態にあり、144円を大きく下抜ける可能性は低いと見ています。

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ドル円今週の予想 ドル弱気 下値余地を探る動きが継続

ロス・クラーク氏によるテクニカル分析「熱狂後」モデルのアップデート実質ドル価値でのナスダック及びS&P500が2000年に天井をつけてから116ヶ月目に入った。レポート上のチャートは、2000年〜2009年の下落期間(108ヶ月間)後に反騰相場が続いている現在進行中の米国株式相場を、1929年〜1938年のニューヨーク・ダウの下落期間(103ヶ月間)、1965年〜1974年のニューヨーク・ダウの下落期間(107ヶ月間)そして1990年〜1999年の日経平均の下落期間(109ヶ月間)後に反騰相場になった事例と比較分析したものである。

Institutional Advisorsのロス・クラーク氏によるテクニカル分析米ドル指数とゴールド過去20年間において米ドル指数が一時的に底値を付けるときはほとんどの場合、この底値に先行してくさび型の下降と週次ベースでの持続的買いモードが現れている。

チャート&マーケット・コム ロス・クラークによるテクニカル分析カナダドルが「弱気方向への乖離」

原作:ボブ・ホイ 翻訳:増田 悦佐時代を象徴するコメント:「社会は、共通の妬みのもとに統一された持たざる者と、共通の恐怖のもとに統一された持てる者のあいだでまっ二つに分裂していた」 ——1893年に刊行されたアレクシス・ド・トクヴィルの『回想録』の一節より「民主党はギリギリ滑りこみの1兆1000億ドル(約92兆円)の景気対策によって、従来どおりの連邦政府による大盤振る舞いを維持した」——2010年12月14日のニュース報道。1924ページに及ぶこの予算案には、合計6600か所の「あらかじめ使途と金額を特定した(Earmark)」項目が盛りこまれていた。そして、ワシントン・ポスト紙が報じたように、この法案の通過でついた予算は、1ページ当たり5億1700万ドル(約434億円)というすさまじい金額となった。このやり口は、選挙で負けた社会主義者たちが常套手段として用いる焦土作戦と言えるだろう。いまのところ多数党である民主党の上院議員会長ハリー・リード議員は、自分の任期である来年の1月4日までこの焦土作戦を続けるつもりらしい。

Ross Clark ChartWorks 2009年8月6日号 Institutional Advisorsゴールド(短期ガイドライン)8月に金価格が上昇に向けて好スタートを切ると、最初のラリーは通常、営業日ベースで14日から18日間継続し、19日目にピークに達する。7月29日に925ドルで底打ちしたことに伴い、我々は最適化したタイムウィンドウを通して8月17日の週に中間高値をつけると予想している。8月に高値を付けた後、金価格は最初の上昇幅の50%から70%の調整を経て、次なる上昇局面に入る。

4月6日刊行のチャートワークスの内容の一部に誤訳があったため、お知らせ申し上げます。購読者の方々に混乱を招きましたことを謹んでお詫び申し上げます。訂正前: 「短期的には、ドル高円安トレンドのなかでの5週から7週間の小休止相場は、円の売りポジションに入るタイミングと見ておくのが妥当だ。」訂正後: 「短期的には、5週〜7週間の円高ドル安トレンドのなかでの小休止局面は、円の売りポジションに入るタイミングと見ておくのが妥当だ。」

インスティテューショナル・アドバイザーズ ロス・クラークによるテクニカル分析アメリカは米ドル上昇の芽を潰すつもりだろうか?

インスティテューショナル・アドバイザーズ チャート・ワークスによるテクニカル分析ゴールド——最後の下値試しか?

豪ドル/円は、直近の日足が値幅の小さい足で終え、上昇一服となりました。104円台に実体を戻せずに終えており、下値リスクを残した状態ですが、一方で、103.00-10に強い下値抵抗が出来ており、これを割り込んで終えない限り下値余地も拡がり難い状態です。3手前の値幅の大きい陰線(高値104.62)を上抜けて終えるまでは下値リスクを残しているので、買いは103.00-10まで引き付けて。損切りは102.70で浅めに一旦撤退です。売りは104.20-30まで引きつけて。損切りは104.80で撤退です。

ポンドドルは見送り。1.2880ドルから1.2900ドルのきわめて狭いレンジにあり、これをどちらに抜けるかで方向性が出てくるだろう。トレンド的には下向きになりそうだが、今は先入観を持たずに見ておきたい。

インスティテューショナル・アドバイザーズ ロス・クラーク氏によるテクニカル分析全ての市場がたったひとつの踊り場にSP500とトロント証券市場コンポジット指数は1週間前に発表していた目標支持線(34日ボリンジャーバンドと34日ケルトナー・チャンネル)を割り込んだ。ゴールド市場では20週移動平均線が支持線として形成され、米ドル指数は50週移動平均線の抵抗線にぶつかって頭打ちの状況にある。

ユーロドルは新規でロング。1.0870ドルを維持して反発しており、中期的な上昇基調が維持されていることが確認された。1.0960ドルを再び明確に超え、これが定着すれば、大きな上昇相場につながる可能性がある。

インスティテューショナル・アドバイザーズ ロス・クラーク氏によるテクニカル分析ゴールドゴールドは1093ドル水準の支持線を突き抜けた結果、現在の決定的な支持線は1074ドルになった。

原作:ボブ・ホイ 翻訳:増田悦佐時代を象徴するコメント:「ゴールド、供給不足でトロイオンス当たり5000ドルの大台乗せか」 「スタンダードチャータード銀行の詳細なレポートは、この大胆な予測の根拠を世界各国の中央銀行がゴールドの純売り手(ネットセラー)から純買い手(ネットバイヤー)に転じたことに置いている」 ——2011年6月14日付CNBC放送の報道ごくふつうの常識が、書物の知識に打ち勝つまでにはずいぶん長い時間がかかったものだという感慨は禁じえない。だが、世界各国の中央銀行がゴールドの純売り手から純買い手に転じたという事実は、金融の世界をおおってきたウソの化けの皮を剥がすという点で重要で実際的な一歩を踏み出したものと評価できる。

チャート&マーケット・コム ロス・クラークによるテクニカル分析米ドルは崖っぷち?

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