陽線引け。一目均衡表・転換線1.0511ドル前後では底堅さを示し、1.0589ドルまで上昇した。1.05ドル後半から半ばで低下中の21日移動平均線を上抜け、目先の重しを1つこなした格好。ただ、一目・基準線1.0636ドル前後では戻りの動きが停滞しやすいかもしれない。
レジスタンス1 1.0636(日足一目均衡表・基準線)
前日終値 1.0586
サポート1 1.0511(日足一目均衡表・転換線)
(関口)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
テクニカル指標とも呼ばれます
一目均衡表は、主に「買いたい側と売りたい側の均衡が崩れた際、その方向に向かって相場が動く」という考え方に基づいて作られたテクニカル指標です。そのため、主にトレンドの方向や強さを分析するのに適しています。
FXでチャートを分析する際に利用できる取引ツールのことです。テクニカル指標とも呼ばれます。多くのFX業者が採用しているMT4・MT5にも標準搭載されています。
相場は買いと売りの均衡が崩れると大きく動きやすく、そういった局面を一目で察知するために日本で考案されたのが一目均衡表です。今では海外の投資家にも人気が高いテクニカル指標で、転換線、基準線、先行スパン(2本)、遅行スパンと呼ばれる5本の線から構成されています。
・フィボナッチ・リトレースメントフィボナッチは、イタリアの数学者レオナルド・フィボナッチ氏が研究した「フィボナッチ級数」の意味で、リトレースメントは「引き返す、後戻りする」の意味です。フィボナッチ・リトレースメントは、フィボナッチ数列をトレードに応用したテクニカル手法で、相場の上昇局面での一時的な押し目や、下降局面での一時的な戻りを予測するための指標です。
FXの取引を行う上では、相場が過去どのような値動きをしていたのかを知り将来の値動きを予想するためにチャートやテクニカル指標の見方を覚える必要があります。チャートの縦軸は価格、横軸は時間を表します。たとえば米ドル/円のチャートであれば、グラフの上に行くほどドル高(円安)、下に行くほどドル安(円高)になります。
一目均衡表は、チャートに表示してみると一見複雑な表示のように感じますが、押さえるポイントをしっかり把握しておけば、とても活用しやすいテクニカル指標です。
移動平均線(Moving Average)はFXだけでなく株式投資などでも広く用いられており、ローソク足とともに最もポピュラーなテクニカル指標の一つだと言えるでしょう。移動平均線とは、一定期間ごとにおける「終値の平均値」がどのように変化していったのかをグラフで示したもので、その推移の傾向(ラインの上向き・下向き・横ばい)から為替相場の方向性(トレンド)を判断できます。
ローソク足の他にも、為替レートの先行きを占う際に役立つテクニカル指標が用意されています。その中から、主要なものについて説明していきましょう。
テクニカル面では、ユーロドルのRSIは38で推移しており下落基調を示唆。直近安値の1.033ドルが下値目標として意識される。
為替チャートをもとに為替レートの先行きを推察・予想することをテクニカル分析といい、その際に重要な手がかりとなってくるのが様々な指標です。日本の投資家にとって最も馴染み深い米ドル/円はもちろん、一般的にその推移が頻繁には報道されていない英ポンドやユーロ、スイスフランなど、日頃の変動をよく把握していない通貨ペアをトレードする際にも、為替チャートの分析が有効となってきます。ここでは、最もポピュラーな指標であるローソク足の解説から始めることにしましょう。
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