「コオロギ食」社長語る 破産経緯
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コオロギ食 社長語る 破産経緯
食用コオロギの生産や商品開発に取り組んできた、徳島大学発のベンチャー企業「グリラス」が11月7日、徳島地裁に破産手続きを申し立てた。無印良品と共同開発した「コオロギせんべい」が話題を呼び、昨年1月にはNTT東日本とともにコオロギ飼育に関する実証実験に乗り出すことを発表するなど、事業は軌道に乗っているように見えた。にもかかわらず、なぜ1億5000万円超の負債を抱えることになったのか。その背景にあった苛烈な「SNS炎上騒動」の真相を同社社長がすべて語った。
グリラスの破産に至った主な要因は以下の通りです。
食用コオロギの製造・販売を手掛けるスタートアップのグリラス(徳島県鳴門市、渡邉崇人〔わたなべ・たかひと〕代表取締役社長)は2019年の創業以降、一般消費者向けの話題を多く作り、蛋白源としての昆虫食の普及を目指した。一方、同社の事業に関連して、インターネットを中心に昆虫食を忌避する声が多く上がった。その影響を受けて事業が停滞し、同社は2024年11月までに、自己破産による事業清算の手続きに入った。同社は批判の声をどう受け止め、対処してきたのか──。同社社長で徳島大学講師の渡邉氏に、2024年9月から同年11月にかけ、一連の事態から得た教訓を聞いた。
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