来週のドル円相場はどうなる?12/9週のイベント予定

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来週のドル円相場はどうなる?12/9週のイベント予定

来週のドル円関連重要イベント

12月9日(月)からの一週間、ドル円関連の重要イベントは次のものが予定されています。

12/9(月):
【日本】7-9月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)
【日本】10月国際収支・貿易収支

12/11(水):
【アメリカ】11月消費者物価指数(CPI)
【アメリカ】11月月次財政収支

12/12(木):
【アメリカ】11月卸売物価指数(PPI)
【アメリカ】前週分新規失業保険申請件数、継続受給者数

12/13(金):
【日本】10-12月期日銀短観

特に注目度が高いのは9日(月)の日本の7-9月期四半期実質GDP(改定値)、11日(水)の米11月消費者物価指数(CPI)、13日(金)の10-12月期日銀短観です。

9日(月)には日本の7-9月期四半期実質GDP(改定値)が発表されます。GDPはその国の経済活動の規模を示す重要指標です。9日に発表されるのは改定値であり、速報値に比べると注目度は下がりますが、速報値と大きく異なる結果となった場合は相場変動につながる可能性もあり注意が必要です。

11日(水)には米11月消費者物価指数(CPI)が発表されます。CPIは消費者が購入する商品やサービスの価格の変動を測定したものです。インフレの実態を見極めるのに利用され、季節的な要因で価格が変動しやすい生鮮食品を除いた「コア指数」が特に注目されます。

13日(金)には10-12月期日銀短観が公表されます。日銀短観は正式名称を「全国企業短期経済観測調査」といい、日銀が全国約1万社の企業を対象として四半期ごとに実施する調査です。調査項目は各社の業況や先行きの見通し、売上高、収益、設備投資額など企業活動全般にわたり、回答率の高さや速報性から、日本経済を見通す上で重要な指標として注目されます。

今週、ドル円は韓国大統領が非常戒厳を宣言したことや日銀の利上げ観測の後退などを背景に大きく上下に振れました。日銀が今月の会合で利上げを見送る可能性があるとの報道が伝わったことで一時円売りが強まったものの、日銀の中村審議委員の発言が追加利上げを容認する姿勢と受け止められて円買いが強まる場面もあり、神経質な動きとなりました。

市場では今月開かれる日米の金融政策発表イベントが意識されており、来週の重要イベントを受けて両国の金融政策をめぐる見通しがどのように変化するか注意深く見極める必要がありそうです。

 

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