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後半に円売り優勢、日銀利上げ見送りを意識か
本日のアジア時間からロンドン時間にかけてのドル/円は底堅い展開。序盤に149.696円まで緩む場面はあったものの、その後は日銀を巡る思惑から円売りが優勢になり、ドル/円は150.385円まで上昇した。氷見野日銀副総裁が来年1月14日に開催される金融政策懇談会出席して、午後に会見に臨むことが明らかとなったほか、石破首相が「現時点でデフレ脱却に至っていない」と発言したことなどで、12月会合での利上げ見送りが意識された模様。
現状のレベルの上側の150.500円、150.600円、150.650円、150.700円、150.800円に売りが観測されるほか、150.500円にストップ買いが確認できる。一方、下側の148.850円、150.000円に買いが確認できるほか、150.250円にストップ売りが観測される。
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昨日のドル/円は終値ベースで約0.3%上昇した
豪中銀(RBA)のブロック総裁は「現状、基調的なインフレ率はなお高すぎるため、短期的に政策金利の引き下げを検討することはできない」と指摘。「インフレ率を持続的に2-3%の目標レンジ内に戻すにはまだ時間がかかる」と述べた。12月の利下げの可能性を事実上、排除したとの見方から豪ドルが上昇した。
昨日のドル/円は終値ベースで約0.3%上昇した。前日に持ち高調整と見られる動きで一時150.40円台まで下落した反動からドル買い・円売りが先行。日本株の持ち直しや欧州株の上昇を受けて市場心理が改善すると151.95円前後まで反発した。ただ、NY市場が感謝祭で休場となる中、心理的節目でもあり200日移動平均線が位置する152.00円を前に伸び悩むと151.50円台で取引を終えた。本日は米国が感謝祭明けとなるがクリスマス商戦がスタートするブラック・フライデーで「ほぼ休日」の扱いだ。NY市場は株式、債券が短縮取引となることから、為替相場の動意も限られる公算が大きく、ドル/円は151円台中心の値動きが見込まれる。ただし、月末最終日のため実需等のフローによる急変動が起きる可能性はある。日本時間25時のロンドンフィキシングの前後などは要注意の時間帯となろう。
今週は11月の米消費者物価指数(CPI)が発表される。インフレ鈍化の傾向が確認される場合は、米ドル安優勢の展開が予想される。円高が同時に進行すれば、ドル円の下落幅が拡大するだ...
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのはポンド円です。 ユーロ円と豪ドル円とも弱い相関関係でした。 その一方、逆相関関係だったのは、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
今週のドル円は、上下に大きく振れる不安定な展開が予想される。ドル円が下値をトライする局面では、148円台の維持となろう。一方、反発の局面では151円のトライが焦点となろう。1...
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