【テクニカル】日経平均株価テクニカル分析-10/15高値を意識して伸び悩む

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【テクニカル】日経平均株価テクニカル分析-10/15高値を意識して伸び悩む

日経平均株価は大幅に4日続伸。マドを開けて強い上昇スタートとなり、もみ合う展開となった。一時は4万円を回復する場面もあったが、10/15高値(40257円)を意識して伸び悩んだ。ただ、寄り付きで開けたマドを埋め戻す下値もなく、底堅さも見受けられた。

 RSI(9日)は前日の76.7%→86.4%(12/12)に上昇。10/15高値(40257円)と11月前半の高値水準をつないで延長した上値抵抗線を超えた。11/25につけた終値ベースの戻り高値(38780円)を超えた後は陰線で値固めが続いたが、前日の6日ぶりの陽線が上振れる兆候になっていた印象だ。12/5高値(39632円)付近や、上記の上値抵抗線(下値支持線)までの揺り戻しも想定されるが、あすは一目均衡表の転換線の上昇継続を背景に早々に12/12高値(40091円)を超えられるかが焦点となる。

 上値メドは、10/15高値(40257円)、心理的節目の40500円、7/17安値(41054円)、7/11安値(42012円)、7/11高値(42426円)などがある。下値メドは、5日移動平均線(39368円 12/12)や10日移動平均線(39148円 同)、心理的節目の39000円、25日移動平均線(38831円 同)、75日移動平均線(38418円 同)、心理的節目の38000円、10/2安値(37651円)、9/19高値(37394円)などがある。

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 【テクニカル】日経平均株価テクニカル分析-10/15高値を意識して伸び悩む

テクニカル分析には一長一短があり 万能なものはありません

移動平均線はテクニカル分析の基本として、他の数多くのテクニカル指標にも応用されているものです。移動平均線の成り立ちから理解しておけば、シンプルに相場状況を捉えるツールとして投資判断の一助になるでしょう。

移動平均線はテクニカルチャートといわれるものの一つで、相場のトレンドや価格の方向性を見る際の参考となります。凸凹の出やすい日々の値動きを平均値としてならして眺めることで視覚的にも流れを把握しやすくなるでしょう。ただし、過去の数値を元に算出するため、実際の価格変動に対してはやや遅行する指標であることは念頭においておきましょう。

移動平均線を分析に活用していければ、取引手法の幅は広がります。今がどういう局面の相場か、相場のトレンドが上向いているのか下向いているのかといった状況の確認ができるうえ、売り買いの目安として用いることもできるでしょう。ただ、相場に先んじて何らかのシグナルを発することはありません。テクニカル分析には一長一短があり、万能なものはありません。株式投資においてはひとつの指標を過信しすぎることなく、さまざまな分析を併用して判断していくようにしましょう。

【QUICK Money World 片岡 奈美】株式投資を始めた皆さんは「テクニカル分析」なんて言葉をよく耳にされるかもしれません。日々刻々と変化していく株価の方向性を読み取ったり、売り買いのタイミングを見計らったりするのに役立つとされる分析方法はいくつもありますが、その中でも最もよく知られ利用されている「移動平均線」について、ここでは少し紐解いてみたいと思います。

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