東京市況
東京市場概況
- ドル・円:強含み、152円46銭から153円09銭まで上昇。
- ユーロ・ドル:伸び悩み、1.0481ドルから1.0455ドルまで下落。
- ユーロ・円:強含み、159円65銭から一時160円25銭まで反発
本日の予定
- 19:00 ユーロ圏・10月鉱工業生産(前月比予想:0.0%、9月:-2.0%)
- 22:30 米・11月輸入物価指数(前月比予想:-0.2%、10月:+0.3%)
経済指標
- 日・12月調査日銀短観・大企業製造業DI:14(予想:13)
- 日・12月調査日銀短観・大企業非製造業DI:33(予想:33)
- 英・10月鉱工業生産:前月比-0.6%(予想:+0.3%)
- 英・10月商品貿易収支:-189.69億ポンド(予想:-160億ポンド)
- 独・10月貿易収支:+134億ユーロ(予想:+157億ユーロ)
要人発言
- 林官房長官「企業の好調さを賃金や国内投資拡大につなげることが重要」「日銀短観は企業の投資意欲が旺盛であること示している」
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株式会社フィスコ
東京市況ほかドル 円強含み 152円46銭から153円09銭まで上昇
世界の外国為替取引で圧倒的なシェアを誇る基軸通貨。2016年に国際決済銀行(BIS)が行った調査では全取引の87.6%がドル関連(ドル円、ユーロドル、豪ドルドルなど)となっている。2位ユーロの31.4%、3位日本円の21.6%を大きく引き離している(為替取引は一回の取引でドル円など2通貨が必要となるため、全体の合計は200%となる)。そのため、経済指標・要人発言などの注目度は他の国・地域よりも圧倒的に高い。 他の先進国に先駆けて景気回復に成功し、2015年12月から利上げ局面に入っている。順調な利上げでかつて高金利通貨といわれた豪ドルやNZドルよりも金利が高い状況となっている。 トランプ政権樹立後は、政治的な情勢も相場に影響が出ている。保護主義的な姿勢が示されることで、ドル売り圧力も。 かつては有事のドル買いといわれ、紛争など世界的にリスク警戒感が強まる場面では買いが出ていた。湾岸戦争以降、米国が紛争当事国となるケースが増え、その役割が弱まったが、ここにきて役割が回復してきており、有事に強い円を除いて、ドル高になるケースが見られる。
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