先週、主に見る通貨として挙げていたのは、NZDCHF, デイトレでUSDCHF, AUDUSD。先週はこの3通貨で4回エントリー。このほか、火曜日から、ポンド×資源国が回帰の流れになっていたのでGBPAUDとGBPNZDを追いかけていき、GBPNZDでエントリー。合計5回エントリーして3勝2敗でした。簡単に振り返っておこうと思います。
NZDCHF
日足ブレイク後の戻り売り
2024/12/9(月), 12/10(火)
■先週のプラン
先週末のプランはこんな感じでした。月週日と下方向への流れがつらなってきれいですね。週足日足がもみあいを下にブレイクしてきているので、日足で戻さずこのまま下落の流れもありそうです。ということで、日足または4時間での波を狙う、というプランにしています。
■実際の値動きとエントリー
実際の値動きとエントリーはこんな感じ。
1回目のエントリーは、ギャップ下限ブレイク。週明け月曜は1時間・15分でギャップ上限と下限の間でもみあっての下ブレイク。戻しが浅いのは嫌ですが、このまま下げる流れかなということでエントリー。直後に、中国関連の報道で逆行して損切
月曜は、この上昇でまっすぐ上げたが、レジD3できっちり止まってきました。1時間で点線の〇で囲みましたが、この手の「サポートを作らない上昇」は小さなプライスアクションで落ちてしまうことが多いですね。このへんは、平均回帰を見ている人などは、腹落ちしやすいかもですね。ということで、火曜日に懲りずにエントリー。第一利確は、RR2とひっかかりそうなあたりを比べて、RR2にしています。最初にひっかかりそうなところではあまりに値幅が小さかったので笑 残りは再度帰ってきて建値でした。期待しない通貨なので、第一利確後、即座に建値に移動してました。いやーしかし、ボラの小さい通貨ですね CADCHFやNZDCHFはどちらかというと、スイング向けですよね。
AUDUSD
日足4時間戻り売り
2024/12/10(火)
■週末時点の見立て
週末時点での見立てはこんな感じ。注目していたサポートのM6Hを抜いてきたので、W6(8月の安値)かM6Lくらいを目指して下げるだろう、というのが基本的なプランです。戻し候補はM6H抜けの日足レジ。足元が月週見て買いが入りそうなエリアなので、戻しが入らないとやりません。
■実際の値動きとエントリー
戻しが入ったのは、上のNZDCHFと同じく、中国関連の報道。オーストラリア、ニュージーランドのオセアニアは中国と経済的関連が強く(オーストラリアの輸出の約30%が中国向け)、中国関連の報道の影響をダイレクトに受けます。で、この報道で大きく上げて4時間の下落波を崩してしまいました。一方で、日足は大事な3番レジを守っています。
指標の上昇速度違反で止まれず、4時間をオーバーシュートしちゃったんだなあ、と思って見ていました。結局、日足レジは抜けられず、4時間で浅い位置にいる3番サポートがいますが、この下は一直線で打ち上げていて(1時間の点線〇)、サポートのない空間があります(4時間ピンクの矢印)。NZDCHFと似た状況ですね。当日は、日足レジD3からの売りで4時間3番サポートを抜いてきたので、1時間ベースの短期でこの空間を狙ってエントリー。もちろん、一部はそのまま伸びてくれないかな、のギャンブル笑
その後は、下げていきましたが、米国CPIを控えて上段のゴールとしてみていた8月の安値付近でとまってきたので、残り半分も決済して終了。
USDCHF
日足4時間戻り売り
2024/12/9(月)
■週末のプラン
先週のプランはこんな感じ。週足で売りが入るポイントで日足がクラウンを作ってきたので、この付近の売りを背景に短期中期ショート。
■実際の値動きとエントリー+振り返り
実際の値動きとエントリーはこんな感じ。エントリーはかなり早いですが、エントリー時点での値動きのイメージは、D6から下げる想定をしていて、エントリー時の下落でこのまま1時間押し安値を抜いて、戻しが入って1時間の下落波を守って落ちる、というイメージ。1時間15分マルチでみていて、15分でちょうど下落が加速していくポイントが見えたので、入れていきました。
その後は、1時間押し安値を抜いて、15分でみるとRR2の線に届いていますが、スプレッドの関係で利確されず。あー届かなかったのね、で放置。翌日はだいたい想定通りで1時間が波を描いたので放置していましたが、その後、逆行して損切。
振り返り
以下はこのトレードの振り返りです。
エントリーに関しては早くはありますが、どのみちここで入れなくても翌日の1時間の波で入ってたと思うので、「D3から下げる想定」が誤りでなければ、ありだったんだろうな、という感じ。
振り返りとしては、「D3から下げる想定」がイージーだった、ということかなと思います。注目しておきたいのは、弱めのサポートW6に対して、2点。
①前週金曜の雇用統計で、4時間で見ると強い足が出て、陰線を全戻ししている
⇒サポートとして機能する可能性。実際、4時間で点線〇の動きを見ると、サポートW6からの上昇スイングできれいに38.2%押しを入れてあげていますね。4時間レベルでは、上昇の押しを作って上げるところに、エントリーしていった感じになります。サポートからのアクションを見て、もう少しゆっくり眺める必要があったと思われます。
②ここまで2か月間ずっと上昇している
⇒基本的に、上昇が長いほど、上昇の流れはなかなか途切れない、は外貨の値動きの特性ですね。このケースも、週日でみても、長期間ずっと上げています。この場面では、いったん日足で下げにきたのが、月足サイズの上昇が切れておらず、W6という弱いサポートを使って再度上げに来ている、と理解できそうです。こういった意味では、W6が日足の押しの半値付近に位置するのも注意しておいた方がよさそうですね。
といった感じ。いい振り返りだ笑
こんな感じで、皆さん、自分のプランニングした通貨、注目していた通貨の値動きは毎週、振り返るようにしましょう。僕は今週、短期中期をあわせてマークしていた6通貨の動きがどうなったか、さっきまで振り返りしていました。特に、うまく動かなかったものや、どうなるか興味のあったものなどを、レジサポと上位足を基準に、しっかり見直しましょう。色々と得るものがあるはずです。ちなみに僕は、うまくいったものはほとんど見直ししないです笑
GPBNZD
2024/12/13(金)
レジを背景にした逆張り(平均回帰崩れ)
全体に欧州系と資源国の動きがはっきり分かれているときは、資源国×欧州系がおいしいですね、って書こうとして思い出しましたが、先週の週末の見立てで同じこと書いてましたね笑 実際、そんな感じで、資源国×欧州系を見てましたが、特にポンドのGBPAUD, GBPNZD, GBPCAD系は、日足が伸びすぎた上でレジ付近到達、だったので逆張りショートで追いかけていました。日足が平均回帰っぽい状況になっています。
週末時点のメモでは、GBPCADは4時間回帰ショート(たられば)でしたが、値動き的に難しくGBPAUDとGBPNZDを見ていました。GBPNZDは月足戻り高値にさわっているので、素通りはないっしょ、で第一選択、でも週足で高値切り下げを阻まれたGBPAUDもありだな、で並行監視。
GBPNZDは日足がレジから包み線を作ったので、4時間で戻しを待ってショートしていきました。月足の強いレジを背景に、感覚的には日足の「乖離崩れ」なイメージのトレードです。
しっかり待って、いいトレードだったと思います。ちなみに、1時間がトレンドラインブレイクでエントリーしてないのは、1時間のAのエリアを素通りする風には見えなかったので、ワンアクション入るのを待っていたからです
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