三菱UFJ銀に報告徴求命令 金融庁
本件と言い、6月の顧客意思に反する情報共有事件と言い、顧客に損害を生じさせる問題が多い三菱UFJフィナンシャルグループには、猛省を促したいです。 組織や業務が大きくなっている一方で、それに見合った内部管理体制になっておらず、経営陣の責任の取り方が、はっきりしませんね。
三菱UFJ銀行の行員が支店の貸金庫から十数億円相当の金品を盗み取っていた事件で、金融庁は銀行に対し、法律に基づいて、原因や再発防止策に関する報告徴求命令を出したことがわかりました。三菱UFJ銀行では練馬支店と玉川支店で店頭業務の責任者を務めていた管理職の40代の女性行員が4年半にわたって支店の貸金庫を無断で開け、中に入っている金品を盗み取っていたことが明らかになりました。 銀行は被害額が時価にして十数億円にのぼるとして、先月、この行員を懲戒解雇した上で、警察にも相談しながら事実関係の調査を進めています。 関係者によりますとこれを受けて、金融庁は、16日、三菱UFJ銀行に対し、法律に基づき報告徴求命令を出したことがわかりました。 金融機関の信用を損なう深刻な事態とみて、原因や再発防止策を報告するよう求めています。 この事件をめぐっては、加藤金融担当大臣が今月13日の閣議のあとの会見で、「大変遺憾な事態だ」と述べた上で、金融庁として銀行による原因究明や再発防止策を確認していく考えを示していました。
三菱UFJ銀行の元行員が貸金庫の顧客資産を盗んだ問題を受けて、金融庁が同行に対し報告徴求命令を出したとのことです。
三菱UFJ銀行の元行員が貸金庫から顧客の現金や貴金属を盗んだ問題で、金融庁が同行に、銀行法に基づく報告徴求命令を出したことが16日わかった。金融庁は貸金庫の管理体制に問題があったとみて、原因究明と再発防止を求める。三菱UFJ銀の半沢淳一頭取らは16日午後、記者会見を開いて事件について説明し、再発防止策も公表する見通しだ。
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