陽線引け。153円前半を下押し幅に留めて再び上昇し、11月26日高値154.49円に迫る水準まで値を上げた。6手連続の陽線引け。
上向きの日足一目・雲の上限は152円前半、週後半には153円台まで上昇する見込み。また昨日高値を超えてくると、転換線も水準を切り上げてくる。上昇トレンドは継続され、ひとまず昨日安値を下値めどに買いスタンスで臨みたい。
レジスタンス2 155.89(11/20高値)
レジスタンス1 155.02(11/22高値)
前日終値 154.15
サポート1 153.33(12/16安値)
サポート2 151.93(日足一目均衡表・転換線)
(小針)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
一目均衡表は 日本で誕生したとても奥が深いテクニカル指標です
そのようなケースでは「レンジ相場」の可能性があるため、レンジ相場に適したオシレーターのテクニカル指標を組み合わせるのが有効と考えられます。
一目均衡表は、5本の線と線に囲まれた「雲」とローソク足を組み合わせて分析します。他のテクニカルチャートに比べると使用する線が多かったり構成要素が多かったりして、ちょっと複雑だなと感じる部分があるかもしれません。実際、一目均衡表の根底にある理論を完璧に理解するのは簡単ではありません。それでも、視覚的に相場の転換点などを示してくれるので、ポイントを押さえれば初心者でも使いこなすことができる便利なテクニカルチャートです。
しかし、一目均衡表に限らずどのテクニカル指標でも、その指標を単独で用いる限りは、分析の精度に限界があります。
これらの手法を効果的にするためのコツとして、マルチタイムフレームを利用して複数の時間枠でトレンドを確認し、より信頼性の高い判断をすることが挙げられます。また、移動平均線などの他のテクニカル指標と組み合わせることで、相場の動きをより正確に捉えることができ、さらにファンダメンタルズ分析と組み合わせることで市場の基本的な要因とテクニカル分析を融合させた総合的な相場分析が可能になります。
一目均衡表とは、相場の動きを分析するテクニカル指標の一つです。1936年に細田吾一氏(ペンネームは一目山人【いちもくさんじん】)が開発した純国産のテクニカル指標で、同じく日本で考えられたローソク足チャートと並んで海外投資家にも人気があるチャートの一つです。
一目均衡表は、FX取引に限らず株式投資など、あらゆる分野で活用されている、代表的なテクニカル指標の1つです。
テクニカル指標は複数の種類を組み合わせて分析するのが基本であり、この基本は一目均衡表でも変わりません。
一目均衡表は、細田悟一氏(故人)が都新聞(現東京新聞)の商況部長時代に考案したテクニカル手法である。私設研究所を設立し7年の歳月をかけて苦心を重ねた末、昭和10年都新聞紙上に「新東転換線」という名称で発表された。また、一目山人とは細田氏のペンネームである。
また、この分析に用いられる指標を「テクニカル指標」と呼び、「トレンド系テクニカル指標」と「オシレーター系テクニカル指標」の2つに分けられます。
この値動きの方向性をつかむための指標のことを「トレンド系テクニカル指標」と言います。
一目均衡表は、ネット証券などのテクニカルチャートの画面で簡単に描画することができます。描画された一目均衡表は、一目で視覚的に相場状況を捉えることができます。相場転換のサインなどいくつかポイントとなる「見方」を覚えれば、初心者でも簡単に使いこなすことができます。
明確なトレンドがない状況や、「ボックス相場」のような状況で威力を発揮するのが、「オシレーター系」の指標です。オシレーター系は、相場の過熱感、「買われ過ぎ・売られ過ぎ」といった状態を示すテクニカル指標です。
2021年8月:認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得 | 2022年11月:国際認定テクニカルアナリスト(CFTe)取得 | 10代後半からトレードの世界に飛び込み、プロトレーダーとして独立。金融機関向けテクニカル分析レポート執筆中。自身も毎日FX・CFDトレードを実践しており、事前に知っておきたい相場の流れ、注目の通貨ペア、意識されやすい価格帯、ファンダメンタルを詳細かつ簡潔に解説。
一目均衡表は、売り手と買い手の均衡を一目で見抜くことができるテクニカル指標です。
一目均衡表は、日本で誕生したとても奥が深いテクニカル指標です。雲だけでなく、遅行線や転換線、基準線などについても調べてみると、面白いと思います。
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