前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
FX投資家フローと市況
前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き(ローソク足)と個人投資家動向です。(画面下のグラフは各時間帯の個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。)
16日、12月日銀会合での利上げ期待が低水準に留まる中、米12月サービス業PMI速報値の大幅改善で米長期金利が上昇したことを受けて、ドル円は154.479円まで上昇した。
また、ドイツ連邦議会でショルツ首相の「不信任」が決定されたが、事前に織り込まれていたこともあり、市場への影響は限定された。
本日アジア時間、実需のドル買いフローでドル円は154.343円まで戻したが、持ち高調整のドル売りで153.793円まで下落した。ただ下値も限定的で、その後ドル円は154円レベルまで反発している。
取引金額
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市場シェア上位
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ポジション金額
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ポジション増減
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FX個人投資家動向 米指標改善のドル買いと日銀利上げ観測後退の円売りで154円台へドル円プレーヤーイベント前に様子見ムードか 2024年12月17日
また、12月利上げ見送りの理由として、米経済動向とともにトランプ次期政権の関税引き上げリスクを挙げた場合、このリスクは不確実性が高いことから予見が難しいため、大統領就任(1月20日)直後の1月(23~24日)の日銀会合も慎重姿勢が続くのではないか、その影響を見極めるまではさらに数カ月かかるのではないかと市場が捉える可能性があります。
前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人7資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
13日のドル/円はおよそ半月ぶりに153円台後半へと上昇。日銀が年内の利上げを見送るとの観測報道が3日連続で伝わり、引き続き円売り材料となった。一方、来年は米連邦公開市場委員会(FOMC)の利下げペースが鈍るとの見方から米長期金利が上昇する中でドルが買われたことから、NYタイムには一時11月26日以来の高値となる153.80円前後まで上伸した。こうした日米の金融政策を巡る思惑を背景に、ドル/円は本日も堅調地合いを維持しそうだ。もっとも、市場は今週19日に日銀が利上げを見送る可能性をすでに85%程度織り込んだ(オーバーナイト・インデックス・スワップ=OISの利上げ織り込みは15%前後)。FOMCについては、18日の25bp(0.25%ポイント)利下げは確実な情勢だが、米金利先物が織り込む来年の利下げはすでに2回(合計50bp)へと低下している。これらは、目先的にドル/円の上値余地が大きくないことを示していよう。日米の金融政策発表を前に155円に到達するのは難しそうだ。とはいえ、それ以上に下値は堅いと見られ、仮に日米の金融政策発表を控えて調整が入ったとしても、152.70円付近を通る日足一目均衡表の基準線や、152.10円前後に位置する200日移動平均線が強い下値支持になるだろう。
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FRBの利下げペースが鈍化するとの見方は市場で一致していますが、この鈍化ペースがどの程度であるのかが注目されています。9月の見通しでは2025年は2024年末から1%の利下げ見通しとなっています(4.4→3.4%)。0.25%刻みで年4回利下げとなりますが、このペースが年3回なのか、2回なのかが焦点となっています。
加えて、2026年の利下げペースがどうなるのかも注目です。9月見通しでは、2026年は年2回の利下げとなっていますが(3.4→2.9%)、このペースが変わらず2回なのか、1回、あるいはゼロになるのか注目です。
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアのポジション増減(前日比)です。
合わせて2025年、2026年の合計の利下げ回数6回がどの程度減るのかにも注目です。その結果として、長期金利見通しが9月見通しの2.9%から引き上げられた場合、ドル高要因となるため注意する必要があります。
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