【テクニカル】日足テクニカル・ドル円=11月22日以来の高値更新、155円後半が視野に
大陽線引け。153円前半の前日安値の手前で支えられて反発。再び154円台に乗せると、11月22日以来の高値となる154.87円まで上げ幅を拡大した。
日足一目均衡表・雲の上限は153.10円台まで値を上げ、この後も上昇する見込み。昨日高値を超えると転換線も153.20円台から水準を切り上げる。それら水準を支持とし、11月20日高値155円後半を目標に買いスタンスで臨みたい。
レジスタンス1 155.89(11/20高値)
前日終値 154.80
サポート1 153.80(ピボット・サポート1)
サポート2 153.11(日足一目均衡表・雲の上限)
(小針)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 【テクニカル】日足テクニカル・ドル円=11月22日以来の高値更新、155円後半が視野に
テクニカル 日足テクニカル ドル円11月22日以来の高値更新
そこで、今回のレポートでは、この歴史的な円安局面は終了したのか、テクニカル分析を用いて検証してみます。まず、相場のトレンド転換点をはかる「パラボリック」からみていきます。パラボリックでは、ドル円の日足がSAR(ストップ・アンド・リバース)に接した時点でトレンド転換と判断されます。直近、ドル高・円安局面にあったドル円は、11月17日に日足がSARに接し、ドル安・円高へのトレンド転換が示唆されました(図表1)。
テクニカル的には、一目均衡表で三役好転、ダウ理論の上昇トレンドなどの形成を受け、上昇のサインが点灯したままだ。一方で、ボリンジャー・バンドの2σを上回っており、2022年10月以降、ここを抜けた後に調整が入る傾向が見て取れる。また、RSIも5月19日に70に到達し、一段高に歯止めが掛かるシグナルも点灯中。このような環境下、米債務上限問題や26日の米4月PCE価格指数を受けて神経質に推移しつつ、ドル円は2022年10月高値と2023年1月安値の半値戻しに当たる139.60円が今週の上値の目途として意識されよう。下値は、20日移動平均線がある137.70円と見込む。
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