【テクニカル】日足テクニカル・ユーロドル=11/22安値を巡る攻防に注目
小陽線引け。1.0340ドル台の前日安値の手前から切り返すも、1.04ドル前半では頭を抑えられた。3手ぶりの陽線引けだが、1.03ドル半ばまで上げ幅を縮めている。
日足一目・転換線は1.04ドル半ばまで低下し、実線が18日安値を下回るとその都度水準を切り下げてくる。昨日に上値の重さが確認され、下方向へのバイアスは継続。11月22日につけた年初来安値1.0335ドルを巡る攻防が注目される。
レジスタンス1 1.0456(日足一目均衡表・転換線)
前日終値 1.0363
サポート1 1.0240(2022/11/22安値)
(小針)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 【テクニカル】日足テクニカル・ユーロドル=11/22安値を巡る攻防に注目
テクニカル 日足テクニカル ユーロドル11
ユーロ円も続落。終値は160.26円と前営業日NY終値(161.00円)と比べて74銭程度のユーロ安水準。5時30分前に一時159.82円と本日安値を付けた。FOMCの結果が「タカ派的利下げ」と受け止められると、米株式市場でダウ平均が1100ドル超下落。ナイト・セッションの日経平均先物も大証終値比830円安の3万8370円まで急落し、リスク・オフの円買いが優勢となった。
大陰線引け。88円前半の日足一目・転換線を下抜けると下げ足を速めた。約3カ月ぶりの87円割れまで売り込まれ、そのまま安値圏で引けた。
ユーロ円以外のクロス円も軟調だった。ポンド円は一時194.08円、豪ドル円は96.18円、NZドル円は86.95円、カナダドル円は106.98円、スイスフラン円は171.38円、南アフリカランド円は8.42円まで値を下げた。
ユーロドルは続落。終値は1.0353ドルと前営業日NY終値(1.0491ドル)と比べて0.0138ドル程度のユーロ安水準だった。FOMCのドット・プロットで「来年の利下げペースが従来の想定よりも緩やかになる」との見通しが示されると、米長期金利の上昇とともにドル買いが優勢となった。5時30分前には一時1.0344ドルと11月22日以来の安値を更新した。
日足一目・転換線は基準線を僅かに下回っているが、明日には上回ってくる見込み。続落した場合、両線が位置する193.20円台では売り圧力が緩むか。195円の200日線を睨みながら、厚い雲の中で方向感を探る展開が続きそうだ。
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