[米ドル円]急速な円安への反動

(米ドル円日足)

先週はFRBの来年の金利見通しから利下げ回数が減少したことでドルが上昇。日銀のハト派的な内容で円安が進みドル円は5円近く上昇。週末には本邦からの円安けん制発言で2円下落して引けている。今週の主な市場はクリスマスによる休場となる中で日本だけが開かれる。休みを前にポジション調整がそれ程見られなかったことから、市場全体のポジションはドルロング円ショートに傾いているとみる。
今週は植田日銀総裁の講演が予定されており、物価上昇に対する円安への言及があるか注目される。
また、米国債務上限問題も含めトランプ次期大統領の発言などでドル売りに反応しやすく、ドル円の下振れリスクに注意したい。
ただ、200日MAとBB中心線のデッドクロスを免れたことで、これらの位置する152円前半は強いサポートとなった。

本日のドル円予想レンジ：156円80銭～155円50銭
今週のドル円予想レンジ：157円00銭～153円30銭（50％）

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) – ジャンル:株式・投資・マネー