陽線引け。3日連続で1.0340ドル台での底堅さを確認すると、1.0448ドルまで上昇して日足一目・転換線に接近した。
転換線は本日1.0440ドル付近まで低下しており、同線を上抜くと、本日1.0483ドルに位置する基準線上抜けに期待がかかる。とはいえ、三役逆転が点灯中のため、上値の重さが嫌気されると1.0340ドル割れに向けた流れが傾く恐れがある点には注意したい。
レジスタンス1 1.0483(日足一目均衡表・基準線)
前日終値 1.0430
サポート1 1.0343(12/20安値)
(川畑)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
一目均衡表とは 相場の動きを分析するテクニカル指標の一つです
一目均衡表は、ネット証券などのテクニカルチャートの画面で簡単に描画することができます。描画された一目均衡表は、一目で視覚的に相場状況を捉えることができます。相場転換のサインなどいくつかポイントとなる「見方」を覚えれば、初心者でも簡単に使いこなすことができます。
一目均衡表とは、相場の動きを分析するテクニカル指標の一つです。1936年に細田吾一氏(ペンネームは一目山人【いちもくさんじん】)が開発した純国産のテクニカル指標で、同じく日本で考えられたローソク足チャートと並んで海外投資家にも人気があるチャートの一つです。
みなさん、こんにちは!シニアテクニカルアナリストの佐藤光です。テクニカル分析を始めて20年。私が20年かけて学んだ「テクニカル分析」のエッセンスを全12回にわたってお伝えします!
究極のテクニカル分析と評されることもある「一目均衡表」ですが、いざ使おうと思うと、とても複雑で難しい印象を持たれるかもしれません。
一目均衡表は、相場の動きを分析するテクニカル指標の一つです。日本発祥のテクニカルチャートで、国内外の投資家が活用しています。5本の線と線に囲まれた「雲」とローソク足を組み合わせて分析します。見方のポイントを押さえ、相場分析に役立てましょう。
また、これはほかのテクニカル指標でも同じですが、トレンドによってはテクニカルチャートが通用しないケースがあります。売買シグナルを誤って解釈すると、大幅な損失を被ることもあり得るので注意が必要です。テクニカル分析だけでなく、経済状況などファンダメンタルズも判断材料に加え、相場全体を色々な角度から客観的にとらえることが大切です。
それでは本日の締めくくりに、「一目均衡表」の雲を使って相場を判断する方法を確認しましょう! 大和証券のオンライントレードの「多機能チャート」には、テクニカル分析に強くなる機能がたくさん揃っています。
一目均衡表は、5本の線と線に囲まれた「雲」とローソク足を組み合わせて分析します。他のテクニカルチャートに比べると使用する線が多かったり構成要素が多かったりして、ちょっと複雑だなと感じる部分があるかもしれません。実際、一目均衡表の根底にある理論を完璧に理解するのは簡単ではありません。それでも、視覚的に相場の転換点などを示してくれるので、ポイントを押さえれば初心者でも使いこなすことができる便利なテクニカルチャートです。
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