金(ゴールド)CFD(外為どっとコムの取引口座「CFDネクスト」の銘柄名:金スポット)について、昨日の振り返りと現在のポイントについて短時間で確認できるようまとめました。
金(ゴールド)市場の値動き まとめ
12月23日の金相場、2月限の取引価格は前日から16.90ドル下げて2628.20ドルで取引を終えています。また、現物市場でも価格が下押しされ、2610ドル台での推移となりました。
相場下落の主な要因として、外国為替市場でのドル高基調が挙げられます。米政府機関の運営資金問題が解決されたことを受けて、ドルが対ユーロで上昇。これに加えて、米国債利回りの上振れも、無利子資産である金の投資妙味を低下させる形となりました。
この日発表された米経済指標は、まちまちの内容となっています。住宅市場では新築一戸建ての販売が66.4万戸と予想を上回る一方、耐久財受注は1.1%減と予想以上の落ち込みを示しました。また、米消費者信頼感指数も104.7まで低下し、市場予想を下回る結果となっています。
市場参加者の関心は、2025年におけるFRBの金融政策の方向性に向けられています。特に、FRBが重視するPCEコア価格指数の動向や、今後の利下げ時期を見極めようとする動きが続いています。
最新の金(ゴールド)CFD チャート
30分足チャート
日足チャート
「CFDネクスト」での金(ゴールド)スポット価格について、テクニカル分析では単純移動平均線(10日)が下向きになる中、価格は移動平均線の下に位置している。また、相場の過熱感をはかるRSIは、売られ過ぎとされる30を下回って推移している。
※リアルタイムの価格はこちらから確認できます。
金スポット 株価指数・商品CFDチャート│はじめてのFXなら外為どっとコム
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『CFDネクスト』においてスプレッド実績は「日本N225」では42%縮小し2.9(提示率は最も高く99.95%)、「WTI原油」では13%縮小し0.026(提示率は99.88%)となりました🌟
今後も、さらに低コストでお取引いただける環境を提供するために邁進してまいります。
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外為どっとコム総合研究所の調査部に所属する外国為替市場の研究員が、FX初心者向けに平日毎日12時ごろからライブ配信を行っています。前日の振り返り、今日の相場ポイントなどをわかりやすく解説しています。YouTubeの「外為どっとコム公式FX初心者ch」でご覧いただけます。
金(ゴールド)の上昇・下落変動要因
上昇要因
インフレの期待:物価上昇の予測が強まると、金を価値保存手段として買う動きが強まる。
経済的不安定性:経済危機や金融市場の不安定時には、安全資産としての金への需要が高まる。
実質金利の低下:金利がインフレ率を下回ると、金への投資が魅力的になる。
通貨価値の低下:特に米ドルが弱まると、金価格は上昇する傾向がある。
地政学的緊張:紛争や政治的不安が高まると、リスク回避のため金への投資が増える。
中央銀行による購入:中央銀行が金を買い増すと、供給が減り価格が上昇する。
下落要因
インフレ率の安定または減少:物価上昇の懸念が和らぐと、金への投資需要が減少する。
経済的安定:経済が安定し、リスク資産への投資が増えると、金への需要が減る。
実質金利の上昇:金利がインフレ率を上回ると、金に対する魅力が減少する。
通貨価値の強化:特に米ドルが強まると、金価格は下落する傾向がある。
地政学的緊張の緩和:地政学的リスクが減少すると、金へのリスク回避需要が落ちる。
中央銀行による売却:中央銀行が金を市場に売り出すと、供給が増え価格が下がる。
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2023年1月現在も金の価格上昇は続いています
金投資を行っている方やこれから始めようと検討している方が一番知りたいのは、将来どのような値動きをするのかという点ではないでしょうか。
以上、金価格下落が想定される4つのシナリオを示した。だが、最後のひとつについては、現実味が少ないので、実質的には3つと言っていい。
過去の金市場の歴史において大きなインパクトを与えた出来事は、以下の通りです。
金は、相場の変動や経済的な不安定要素に対する安全資産として広く人気がありますが、その一方で価格が大きく変動することもあります。そこで、本記事では、2024年に金価格が暴落する可能性について焦点を当てて解説します。過去の暴落事例を振り返り、そこから得られる教訓を一緒にみていきましょう。
今後、再び下落するとすれば、物価と国際情勢が安定した状態が想定される。直近ではロシア・ウクライナ戦争の停戦が引き金となるかもしれない。
近年の金価格上昇には、各国の中央銀行による金の貯め込みが影響している。そう考えると、中央銀行が金を売却することで金価格は下落しそうだ。
インフレの定義は「持続的な物価上昇」です。逆の見方をすると、「おカネの価値低下」です。インフレの発生要因は様々でも、最後は「おカネの価値低下」に帰結します。理由①とも関係しますが、マネーサプライの増加自体が潜在的なインフレ要因となり、インフレ懸念が台頭してくると金価格が敏感に反応してくるというイメージです。
当然のことながら未来のことは誰にも分からず、10年後、20年後の金相場がどうなっているのか明確に答えられるものではありません。
金価格が下落する要因として、経済の安定や成長、金利の上昇、米ドル高などが挙げられます。過去のデータも参考に、安全資産として知られる金の購入を検討してみてはいかがでしょうか。
2008年秋にリーマンショックが発生して、極めて不安定な世界経済・金融市場からの逃避先として資金が金市場に流入し、金価格が2013年初頭まで高騰した。一方、金融市場が落ち着き、世界経済(特に米国)が好転する兆しを見せた2013年春から2015年まで、こうした逃避資金は再び他の資産に向かい、金価格は下落した。逃避資金がほぼ退出した2016年以降は、金市場が正常化し、マクロ経済の不確実性の上昇を反映して、金価格は緩やかな上昇傾向に転じた(図表1参照)。
金は世界各地で取引されますが、基本的な通貨単位は米ドル建てです。これは金に限らず、コモディティ全般に言えることです。したがって、金価格を見る際には、まずはドル建ての価格を見ることが重要です。そのうえで、金価格が変動する要因を理解することが肝要です。
このことから、今はまさに金を売るのに適したタイミングといえるでしょう。
例えば、2008年に起こったリーマンショックの時には海外価格が900米ドル/toz台から700米ドル/toz台まで急落したほか、2022年のロシアによるウクライナ侵攻の際には1,900米ドル/toz台まで上昇したものの、その後の米国の長期金利上昇やそれに伴うドル高から1,600米ドル/toz台まで下落しました。
たとえば、世界経済が不安定になると株式や債権などの金融商品のリスクが高くなります。そこで安定した資産価値がある金を購入する流れとなり、より金の価値が上がるのです。世界経済が安定しているときよりも、不安定な状況のほうが金の価格は上がります。実際に、2020年に発生した新型コロナウイルスの影響により世界経済は不安定な状態に陥り、金の価格は上昇しました。2023年1月現在も金の価格上昇は続いています。
・金取引は、取引対象となる金地金価格の変動により元本欠損のおそれがあります。
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