ドル円見通し 植田総裁会見は何時から?時間帯によっては…(今日のFX予想)2024/12/24 #外為ドキッ

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ドル円見通し 植田総裁会見は何時から?時間帯によっては…(今日のFX予想)2024/12/24 #外為ドキッ

「ドル/円」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 宇栄原 宗平
X(Twitter) : https://twitter.com/gaitamesk_ueha

今日のドル円  テクニカル分析で環境認識(動画の内容 ポイントまとめ)

ドル円相場分析 – 2024年12月クリスマス週の見通し

12月24日(クリスマスイブ)のドル円相場についてまとめさせていただきます。

現在の市場環境は、クリスマス休暇により海外市場の参加者が少なく、取引は限定的な状況です。ドル円相場は157円40銭付近まで上昇する場面がありましたが、財務相の円安牽制発言を受けて上値が重くなっています。本日は欧州の一部市場が休場で、NYも短縮取引となるため、157円を挟んだレンジ相場が予想されます。

明日(12月25日)の最大の注目点は、植田日銀総裁の経団連での講演です。現時点で講演時間は未発表ですが、参考として昨年は13時開始でした。ただし、多くの日本のFX業者は15時までの取引となるため、15時以降に講演が行われた場合は、26日朝の取引再開時に大きな相場変動が起こる可能性があります。

特に注目すべき点として、先週の日銀金融政策決定会合後の記者会見での植田総裁の発言が円安を加速させた経緯があります。明日の講演で1月の追加利上げの可能性に関する発言があれば、円高方向への調整が入る可能性があります。その場合、155円90銭付近がサポートラインとして意識され、これを下回ると154円50銭を目指す展開も考えられます。

総じて、本日の相場は限定的な動きにとどまる見込みですが、明日の日銀総裁講演を控え、特に講演時間の発表と26日朝の取引開始時の動きには十分な注意が必要です。取引を行う際は、157円を中心としたレンジを意識しながら、慎重な姿勢で臨むことが推奨されます。

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外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。

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ドル円見通し 植田総裁会見は何時から時間帯によっては 今日のFX予想

FOMCでのパウエルFRB議長の記者会見の内容も、多分に利下げ観測を牽制する内容になるとの警戒が市場に広がっていた。FOMC当日の12月13日NY時間外に週足安値(1,987.90ドル)を付けたのはそれを物語る。

・日経平均は4日続伸も、3万8000円を上回ると伸び悩み… ・今日は9月末基準の株式分割銘柄を点検。あの高配当株は最低投資額が2万円未満に!

短期サポートラインを維持しての反発であること、133.00レベルをあっさりと突破したこと、そしてMACDでのゴールデンクロス示現も考えるならば、ドル円は引き続き新たなレジスタンスの水準を見極める状況が続くことが予想される。

日経平均株価は4日続伸! 米国市場ではNYダウが20日に38ドル高、23日に61ドル高となり、連日で最高値を更新した。連邦準備理事会(FRB)要人の発言をにらみつつも、9月会合での大幅利下げを受けて経済のソフトランディング(軟着陸)への期待が続いた。また、日銀の植田和男総裁が20日、金融政策決定会合後の会見で追加利上げに慎重な姿勢を示し、円相場が1ドル=144円台まで下落する場面もあった。連休明けの日経平均株価は米株高や円安を好感して続伸スタートすると、前場中ごろには一時3万8427.15円(+703.24円)まで上昇。ただ、3万8000円を上回ると売りも出て伸び悩んだ。業績上方修正を発表したさくらインターネットが急伸し、日立製作所も大幅高。一方、東京エレクトロンやディスコは軟調だった。

12月1日に史上最高値を更新し、翌週明けにあたる前週12月4日にはニューヨーク時間外でアジア時間早朝の取引が薄い時間帯を狙ったかのような欧米ファンドの買い攻勢によって、NY金は一時2,152.30ドルとさらに高値を更新した。

後は国内金価格に関係することだが、12月18~19日に日銀の金融政策決定会合がある。政策自体は据え置き予想が大勢を占めるが、年明け2024年1月の金融政策決定会合を見据えた植田日銀総裁の発言が注目される。為替に波乱の目はないと思われるが、要注目となる。

日足一目・転換線は1.06ドル半ばから1.0613ドル近辺まで水準を切り下げ、明日にも1.05ドル後半まで低下が示唆されている。同線の方向性が意識されて、上値の重しとなりそうだ。下サイドのポイントは、1.05ドルを割り込んだところにある14日安値をこなせるかだろう。

ただ、14日に付けた年初来安値1.0497ドルがサポートとして意識されると下げ渋った。米10年債利回りが4.38%台まで低下したことも相場を下支えした。もっとも、米10年債利回りが再び上昇に転じるとユーロドルの戻りも鈍くなった。

昨日のドル/円はNY市場で乱高下しつつも終値ベースでは約0.1%の小幅高だった。米6月小売売上高が予想を下回ると137.69円前後まで下落したが、国内総生産(GDP)の推計に用いられるコア小売売上高(除自動車・ガソリン・建材・食品サービス)が予想を上回ったことがわかると138円台を回復。その後、植田日銀総裁が、持続的・安定的な物価2%達成には「まだ距離がある」とした上で「その認識のもとでは、粘り強く金融緩和を続けてきた」などと述べたことが伝わると139.13円前後まで上値を伸ばした。ただ、前日同様に139円台では戻り売りが優勢で138円台後半に押し戻されて取引を終えた。植田総裁の発言を受けて日銀の緩和修正観測が弱まっており、円は弱含みの推移が見込まれる一方、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ打ち止めが意識される中ではドルも弱含みやすい地合いが続きそうだ。来週に米連邦公開市場委員会(FOMC)と日銀金融政策決定会合を控える中、ドル/円は本日も138円台で推移する時間帯が多くなりそうだ。

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

本日の東京外国為替市場のドル円は、ウクライナ情勢を巡る関連ヘッドラインに警戒しながら、植田日銀総裁の講演に注目する展開が予想される。

なお、今日のNYタイム以降、38.2%から61.8%の間で短期サポートラインが推移する。時間帯によっては、フィボナッチ・リトレースメントとこのラインが意識されドル円が反発する可能性がある。ゆえに今日の海外時間は、テクニカルポイントでの攻防をより意識しておきたい。

先週のニューヨーク金先物価格は週足で反発となった。12月15日のNY金通常取引は2,035.70ドルで終了。週間ベースでは21.20ドル、1.05%の上昇となった。

結局のところ、時間外取引に入っていたNY金は一気に水準を切り上げ、12月13日の時間外取引は前日比49.90ドル高の2,043.10ドルで終了していた。12月14日には一時2,062.90ドルまで買われたものの、終盤に2,050ドル割れに押し戻されていた。過去1ヶ月、NY金先物市場ではファンドの買い残が膨らんでおり、2,050ドル超では戻り売りが出ていると見られる。

豪中銀(RBA)のブロック総裁は「現状、基調的なインフレ率はなお高すぎるため、短期的に政策金利の引き下げを検討することはできない」と指摘。「インフレ率を持続的に2-3%の目標レンジ内に戻すにはまだ時間がかかる」と述べた。12月の利下げの可能性を事実上、排除したとの見方から豪ドルが上昇した。

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