忘年会変化 店「商売にならない」

忘年会の変化 少人数、飲酒なしで楽しむ傾向に 居酒屋は困惑…「商売にはならない」

また、「その他」の回答者に自由回答を求めたところ、「賃金が上がらない。」「人員不足のため、お客様をたくさんお店に案内できない。」といった意見もありました。

アンケートで、2024年末の「忘年会」または2025年初の「新年会」を開催するかどうかを尋ねたところ、「コロナ禍前も実施しており、今回も実施する」と回答した企業は41.8％で、「コロナ禍前は実施していなかったが、今回は実施する」は17.7％でした。合算して忘・新年会を「実施する」と回答した59.6％で、前年の55.9%を上回りました。

忘年会の当日は、受付より30分ほど早く会場に向かいましょう。席次の最終確認をしたり、余興などで使う備品の準備をするためです。

忘年会が近づいたら、リハーサルの実施をおすすめします。スケジュールが時間内で収まるか、司会のセリフは問題ないかなど、チームでチェックし合うと当日の進行がスムーズです。

東京商工リサーチの公式サイトによると、企業の忘年会・新年会は参加人数が多く、客単価も高額になりやすく、二次会需要も期待されます。そのため、実施動向は、飲食店や食材、酒類の卸売など、関連業種の経営など幅広い業界に影響があります。

①ピーク時の席回転率 組人数もこの概念の中に含まれますので、席回転率に着目してみましょう。予約が入ったとしても19：30～21：30のような埋まり方をしてしまうと席回転を高めることが難しいです。このあたりがきちんとコントロールできるか？がポイントで、早い時間帯の予約をいかにとれるか？が大切でした。 一方で、最近の流れだと通常の宴会も時間が前倒しになってきていますので、恐らく、2回転目の予約がきちんととれるか？が重要なポイントとなりそうです。ここの部分はエリアや店舗によってかなり差が出るのではないかと思われます。

これらの動きを見ますと年末に向けて回復はしていきそうではありますが、一部繁華街を除き、急激に伸びることは考えずらいでしょう。特にオフィス街の人流の回復が悪く、昼間人口も減少していることから、そこに紐づく忘年会の件数も大きく回復するといった根拠もなさそうです。

「あなたのお店の運営において、今年の年末商戦に向け、どんなことに不安を感じるか？」という質問に対し、「食材コストの高騰」が61.4%、「人手不足」が49.5%、「光熱費の高騰」が32.7%という回答になりました。

外食の機会は以前よりも減っているにもかかわらず、検索ボリュームが伸びている業態があることを考えると来店の意思決定までの検索回数が増えてきていると思われます。しかも最近では、SNSでの検索も徐々に浸透してきていることもあり以前よりも様々な角度でお客様は、お店をよく調べるようになっています。

これらの回答から、飲食店の店舗責任者が「食材コストの高騰」「人手不足」「光熱費の高騰」に対して不安を感じている実態が分かりました。自由回答からは、「客足が戻らない。」や「従業員の体調。人手は足りていても、複数名休むとなると困る。」などの悩みを抱える声も聞かれました。

忘年会を成功させるには、司会の進行も大切なポイントです。進行表を作成し、忘年会がスムーズに運ぶようにしましょう。

このような状況下で店舗運営を行う飲食店の店舗責任者に、「年末商戦などお店が忙しい時の対策として、配膳ロボットの活用に興味があるか？」と質問したところ、「とてもある」が9.9%、「ややある」が17.8%という結果になりました。

1：若手社員は「Z世代」と呼ばれることをどう思ってる？ 2：飲み会に消極的な若手が多いのはなぜ？ 3：若手も参加する忘年会への心構えは？ 4：若手が意外と気にする身だしなみのポイントは？ 5：若手との会話で適切でない話題は？ 6：若手との共通の話題はどこにある？ 7：飲み会で好かれる上司の特徴は？ 8：若手が飲み会で負担に思っていることは？ 9：若手の人望が厚い上司が心掛けていることとは？ 10：「次も参加したい」と若手に思わせるポイントは？

飲食業界の年末商戦、店舗責任者の7割以上が、「昨年以上」の来客数を予測！