陽線引け。1.03ドル割れで支えられて買い優勢となり、1.04ドル前半の日足一目・基準線超えまで上昇。一巡後は1.03ドル台で上げ幅を縮小するも2手連続の陽線引け。
日足一目・転換線は1.0340ドル台で横ばい。同線が支持として働くかをまずは注目したい。上値は先月末に抑えられた1.04ドル半ばがキーポイントに。超えるようだと、1.05ドル半ばの雲の下限が徐々に意識されてくるだろう。
レジスタンス1 1.0458(2024/12/30高値)
前日終値 1.0390
サポート1 1.0295(1/6安値)
(小針)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
テクニカル 日足テクニカル ユーロドル一目
それでは、勝率の高いトレードとは何かを探るため、どのように他のテクニカル指標と組み合わせ、どのように十字星を活用すべきか、についてみていきましょう。最初にすべきことは、サポートレベル、レジスタンスレベル、トレンドを確認することです。もちろん、レジスタンレベル付近で売り、サポートレベル付近で買い、というのが基本です。また、トレンドをみて、エントリーとイグジットの方向を把握し、売りでエントリーするのか、買いでエントリーするのか、を判断します。
ちなみに、一目均衡表は株価のみから計算されている指数であり、26日前との比較を多用しています。このため、26日前の出来高が直近の出来高と比べて少ない場合は、数値の意味合いが薄くなります。 一目均衡表だけではありませんが、数値のみを使ったテクニカル指標は、出来高の概念を使ったテクニカル分析と併用することをお勧めします。そのほうが、成功する確率は増すでしょう。
一目均衡表は、1936年に株式評論家の細田悟一氏によって、テクニカル指標の一つとして考案されました。「一目山人」というペンネームを使用していたことから、一目均衡表と呼ばれるようになりました。株価を基に考案された指標であるものの、FXの為替レートに対しても用いられるようになっています。
一目均衡表は5本の線で描かれているので慣れるまで時間がかかるかもしれないが、使えるようにしておくべきテクニカル分析である、と筆者は考える。
もちろん、先行スパンであることから、現在よりも26日先に雲のねじれの位置は出現する。ということは、変化日(ここでは、相場に変化があるかもしれない要注意日、という意味が強い)がいつ到来するのかが事前にわかる。このように、将来のいつ頃に相場に変化が起こる可能性があるということを示唆する、すなわち時間の分析ができるテクニカル分析は珍しく、一目均衡表の大きな特徴と言えるであろう。
そして、テクニカル分析として広く知られているフィボナッチリトレースメントを利用し、天井と底のレートから意識すべきサポートレベルとレジスタンスレベルを算出します。これをフィボナッチリトレースメント・レベルといいます。直近の値動きやトレンドをもとに、特定の%を掛け合わせて割り出す水準(調整値)です。最も利用されるフィボナッチリトレースメント・レベルは、直近の値動きによってできた天井と底の値幅の38.2%、50%、61.8%、78.6%です。
一目均衡表は、テクニカル指標の中でも「トレンド系」に分類される指標で、「売り手と買い手のバランスが崩れたときに相場は大きく動く」という考え方に基づいています。均衡が崩れた後はその相場の方向性(トレンド)が一定期間続くのが一般的です。つまり、一目均衡表を使うことにより、相場の流れや方向性を把握しやすくなります。
為替の値動きをグラフ化した「チャート」を基に、過去の価格推移から将来の値動きを予測する方法を、FXでは「テクニカル分析」といいます。テクニカル分析で用いられるのが「テクニカル指標(インジケーター)」です。
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