【日経平均】下値余地が限られる展開。
直近の日足は、陰線引けとなり続伸に繋げられずに終えていますが、下げエネルギーの強いものではなく、下値を切り上げる流れを維持しています。今日は日本時間22:30に米雇用統計の発表を控えており、結果次第で海外株式市場で大きく動く可能性があることから、東京市場では小動きに留まる可能性が高いと見られますが、短期トレンドの崩れが認められたことから、大幅続落にも繋がり難いと見られます。但し、38,800~38,900円を下抜けて終えた場合は下値リスクがやや高くなります。38,400~38,500円を下抜けて終えた場合は短期トレンドの変化に要注意。上値抵抗は39,800~39,900円、40,050~40,100円にありますが全て上抜けて終えれば一段の上昇に繋がり易くなります。この上の抵抗は40,250~40,300円、40,450~40,500円にあります。下値抵抗は39,400~39,450円、39,300~39,350円、39,200~39,250円にあります。
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日経平均 プロの予想 下値余地が限られる展開
そのほか、本邦株価の動向や時間外の米長期金利の動きも気になるところだ。昨日の日経平均は39500円を上回って引けており、市場では年内4万円乗せへの期待も高まっている様子。本日も株高となる場面ではドル円やクロス円の上昇を後押しする可能性がある。米10年債利回りは約8カ月ぶり高値水準に上昇しており、時間外の推移にも目を配らせておきたい。
過去3年間でみると、日経平均はBPS(1株当たり純資産)の1.125倍が、概ね下限となってきました。現在の日経平均BPS(=PBR1倍の水準)・25,751円(12/19時点)を使うと、1.125倍は28,970円です。BPS自体が不確定な要素ではありますが、それでも大まかにみて24年の日経平均の下限を2万9000円~2万8000円と見積もるのは、まずまず順当な線と思われます。 現実的には、 [3万円~2万8000円]が、日経平均の次回4年サイクル底値として適当でしょう。
もしも今回も過去と同じく、前のザラバ高値(11月の33,853円)から30%の下げを想定すると、日経平均は2万4000円を下回ることになりますが(注)、さすがにそこまで下げる可能性は低いと思われます。
4年サイクル底へ向けての下落が起きる場合、日経平均はいくらで底入れするでしょうか? 08年大底からの強気相場中、4年サイクル底は今回が4回目です。前3回のサイクル底は、ザラバベースで8,238円(12年6月)、14,864円(16年6月)、16,358円(20年3月)でした。前の高値からみると、順に28%、29%、そして33%下げており、平均すると高値からの下落率は30%です。
(注)万が一にも日経平均が2万4000円割れともなれば、天与の買い好機到来とみられます。そのときの日経平均はPBR1倍を一時的に大きく下回っていると思われますが、PBR1倍割れが過去に数えるほどしかない千載一遇の買い場だったことは歴史が証明しています。もちろん、そのような機会が訪れることは滅多にないものです。
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