月の周期とは 月が地球の周りを公転する1周期のことです
南米チリの高地に建設されたアルマ望遠鏡のうち、日本が担当している16台のアンテナの愛称が「いざよい」と名付けられています。この愛称は、愛称募集キャンペーンによって、子ども達から募集されました。
上弦の月は、月が地球の周りを公転する軌道の4分の1を終えたときに訪れます。この時期、月の円盤の半分が照らされるため、「半月」とも呼ばれます。この時、月は太陽から90度離れた位置にあります。
十五夜の月見 古来より、旧暦8月15日の夜空に浮かぶ月はもっとも美しいといわれ、鑑賞するならわしがありました。この月見はもともと中国から伝わったならわしで、日本では平安時代に定着したとされています。ススキや秋の七草を飾り、月見だんごや収穫された里芋をそなえ、お月見を楽しみます。
月の満ち欠けは「朔望」とも言われ、太陽との位置関係で決まります。太陽と同じ方向にある場合を新月(朔)、反対方向にある場合を満月(望)、その間に上弦・下弦(半月)があります。新月~満月を迎える時刻は左の表のとおりです。 下の表中の月齢はその地の標準時正午(12時)の値です。さらに詳しい内容は解説ページを御覧ください。 月に関係するその他のページも併せてご覧ください。
月の周期とは、月が地球の周りを公転する1周期のことです。月の周期の間、私たちは月のさまざまな満ち欠けを見ることができ、それは月が地球の周りを公転するのと同じように繰り返されます。月が公転を終えるには約29.5日かかります。
旧暦9月13日の、少し左側が欠けた月を鑑賞する日が十三夜です。 この十三夜はたいてい10月になり、秋晴れになることが多く、美しい月の輝きを鑑賞するのに一番良い時期となります。ほんの少し欠けている月の風情が、日本人好みの風流心をくすぐるのかもしれません。
旧暦では新月(朔)の日を1日として、29日間もしくは30日間で1ヶ月となります。8日頃には月の右側が輝く「上弦の月」になり、15日頃には満月となり、23日頃には月の左側が輝く「下弦の月」となります。
旧暦8月18日の月は、月の出が満月の時よりもわずかに遅れるので、ためらっているように見える様子を「いさよう」と表しました。
十三夜の月見 旧暦9月13日の夜は、月見を楽しむならわしがあります。旧暦8月15日の十五夜の月見につづく月ということから、後(のち)の月と呼ばれることも。十五夜の月見は中国から伝わりましたが、十三夜の月見は日本で生まれました。まだ少し欠けている「旧暦13日」の月を、なぜ日本人は古くから愛してきたのでしょうか。それは、完璧ではない未完成ゆえの美しさが、日本人の心に響いたからだと考えられています。旧暦8月15日の十五夜の月が芋名月(いもめいげつ)とも呼ばれるように、この頃収穫される栗や豆から「栗名月(くりめいげつ)、豆名月(まめめいげつ)」と呼ばれます。
「いざよい」とも呼ばれる。旧暦で16日の夜または月のこと。中秋の名月(十五夜)の後の、旧暦8月16日の月を指すことも多い。
旧暦では、毎月15日の夜は(ほぼ)満月ですが、旧暦8月15日(新暦9月頃)の月を「中秋の名月」と呼びます。「十五夜」とも呼ばれています。江戸時代に、この日のお月見の風習が盛んになったと言われています。ちなみにこの中秋の名月の夜は、完全な満月になるとは限りません。月の軌道が真円ではないことや、旧暦では一年の日数が異なることなどがその理由です。
例えば、新月の日の月齢は0日で、月の周期が始まったばかりだからです。新月から新月までの月の周期は29.5日なので、29の月齢は新月の1日前の月ということになります。
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