ポンドドル・週足は小陰線引け。週足一目均衡表・転換線は基準線を下回り、週足一目均衡表・遅行スパンは実線を下回り、週足一目均衡表・雲の下で引けていることで、三役逆転の強い売りシグナルが点灯している。6手連続陰線で依然として転換線を下回って引けており続落の可能性が示唆されている。
1.3434ドル(2024/9/26高値)を頭とする短期的な「ヘッド・アンド・ショルダー」が完成しており、下落トレンドを形成している。現状は、中期的な「ダブル・トップ」を形成中であり、ネック・ラインの下抜けには要警戒か。
今週は、1月17日週の高値を抵抗に戻り売りスタンスで臨みたい。
レジスタンス3 1.2541(週足一目均衡表・雲の下限)
レジスタンス2 1.2456(週足一目均衡表・転換線)
レジスタンス1 1.2306(1/17週高値)
前週終値 1.2169
サポート1 1.2070(2023/11/3週安値)
サポート2 1.2011(2023/3/17週安値)
サポート3 1.1804(2023/3/10週安値)
(山下)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
なお テクニカルチャートはパソコンでも見ることができます
一目均衡表はすべてを習得するのが難しいテクニカル指標であると言われています。一目均衡表の考案者である一目山人による解説本は全7巻があるものの、一部の本は絶版になっており、現在完全に習得した人はほとんどいないとされています。ただし、時間論・波動論・値幅観測論などの理論があるものの、実際の使用にあたっては、一目均衡表を完全に習得する必要性はあまりなく、おおまかな概念の理解とシグナルさえ押さえておけば充分役立てることが可能です。
当ウィークリー・レポートはテクニカル分析がメインですが、ファンダメンタルに逆らった分析はしません。現在、そして今後起こりうるファンダメンタルやイベントをベースに、それに沿ってテクニカル分析を行います。
フィボナッチ比率を基にしたテクニカル分析に、フィボナッチ・リトレースメントやフィボナッチ・エクスパンションがあります。前者はトレンドの押し目や戻りの水準を推測するために、後者はトレンドの進む先の水準を推測するために用いられるのが一般的です。この記事では、そんなフィボナッチの活用例を見ていきます。
以上が移動平均線の主な使い方ですが、ゴールデンクロスとデッドクロスを使った売買方法について、具体例を見ながらもう少し詳しく見てみましょう。 なお、テクニカルチャートはパソコンでも見ることができます。設定方法は次のようになりますので、パソコンが使える環境にあればぜひ使ってみましょう。長い期間を表示させたい場合、パソコンはとても便利です。
ここからはもう一つの重要な相場分析の手法、「テクニカル分析」について詳しく説明していきます。
また、テクニカル分析は水平線(過去の高値・安値)、トレンドライン、チャートパターンを基本にしながら、主に移動平均線を使ってその時のトレンドを判断するやり方です。長期の分析には20週移動平均線を使い、短期の分析には5日移動平均線を使います。
テクニカル分析用のインジケーター(テクニカル指標)は海外発のものが多いなかで、一目均衡表は日本人によって考案されたものになります。海外にも逆輸入されているもので、「ichimoku」として親しまれています。一目均衡表の優れている点は視覚的に判断しやすく、現在の相場状況が上向きであるのか下向きであるのかといった方向感と強弱が分かります。多くのテクニカル分析がチャートの縦軸である「価格」を重視しているのに対して、一目均衡表では横軸である「時間」にも注目しています。それによって、価格とともに相場が変化していくタイミングを示唆しています。一目均衡表を正しく判断することによって、エントリーポイントを見逃しにくくなるのではないでしょうか。
長く続く持ち合い相場にあっては一目均衡表が機能しづらい状況もあります。持ち合い相場では上雲と下雲が頻繁に入れ替わってしまうため、基準線や転換線がはっきりと上抜け、もしくは下抜けしたと判断しづらくなります。売買シグナルの根拠が薄い状況では無理なエントリーを避けて、取引を見送ることが望ましいと言えます。一目均衡表だけに頼りきってしまわずに、ほかのテクニカル分析と組み合わせて、分析精度を高めたうえで取引を進めていくのも1つの方法です。指標の種類によっては、相場展開によって機能しづらくなるケースもあるため、1つのテクニカル分析だけに依存した取引は控えたほうが良いかもしれません。相場は日々変動しているので、エントリーを行うチャンスはいずれ訪れます。チャート分析を行って、きちんと根拠を得られてから取引を行うことが大切だと言えます。
FXにおける「雲」は、日本で生まれたテクニカル分析手法である「一目均衡表」に用いられます。一目均衡表でもっとも大事な要素であるため、しっかりと身につけておく必要があります。雲はトレンドを判断するために必要となるローソク足の支持線や抵抗線となってくれるものであり、トレンドラインはローソク足の安値同士・高値同士を結ぶことによって見えてきます。たとえば、買いポジションを持っている人が多い相場状況である場合には、相場が下がってほしくないといった心理状態を表しています。そうした投資家たちの心理を表すものとして、雲が形成されます。
外為オンラインのアプリにログインし、下のボタンから「チャート」を選択します。次に「テクニカル」をタップし、「単純移動平均(SMA)」にチェックを入れます。「詳細設定」をタップし、短期と中期に希望する期間を入力します。 「保存」をして「描画」をタップすればチャート上に「短期」と「長期」の2本の移動平均線が表示されます。慣れてしまえば、とても簡単なので設定を変えるなど、練習してみましょう。
このようにシグナルが点灯した後にシグナルが示した方向とは大きく逆の動きとなることがあるのだ。これをテクニカル分析の世界では『ダマシ』と呼んでいる。
一目均衡表は、テクニカル分析用のインジケーターです。雲を見るうえで理解しておくべき一目均衡表の特徴や習得すべき必要性について説明します。
それでは第1回の締めくくりに、今日のローソク足チャートを確認してみましょう!大和証券のオンライントレードなら、「多機能チャート」でテクニカル分析に必要な機能が揃っています。なお、「多機能チャート」では、陽線は赤色、陰線は青色で表わされていて、大変見やすいチャートです。
テクニカル分析は「過去の相場の値動き」からある法則を見出して今後の相場を予想する方法です。このテクニカル分析に使われるテクニカルチャートには沢山の種類があります。しかし多くのトレーダーは主に人気のあるテクニカルチャートのサインを見て売買することが多いので、必然的に相場もこれらの人気のあるテクニカルチャートのサインに沿ったような動きをすることが多くなります。
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