首都高「特定原付」誤進入 対策は

首都高速道路の公式Ｘ（旧ツイッター）に投稿された、原付バイク運転者への注意喚起。 実は今、「原付バイク」が高速道路に誤って入ってしまう“誤進入”が増加しているといいます。

首都高に電動キックボード「不法侵入」 あわや大事故に 2025年1月18日午前2時35分。首都高羽田線をクルマで走行していたAさんが、ありえない乗り物に遭遇しました。

また、高速道路の誤進入は自動車ばかりではないようだ。きょうの朝日が社会面で「高速やまぬ誤進入、原付き・自転車・歩行者・ナビ誤設定も」とのタイトルで報じている。それによると、9月には横浜市の首都高横羽線下りで、自転車が誤進入。走行中の乗用車が、右側からの合流車線から出てきた自転車と衝突し、自転車の男性が骨盤を骨折するなどして死亡したほか、乗用車を運転していた会社役員の男性も頭を切るけがをしたという。自転車以外にも、原付きバイクや歩行者による誤進入も後を絶たないとも。

首都高速道路（首都高）にキックボードが進入した動画をめぐり、X（ツイッター）で「大惨事になりかねない」「厳しく罰してほしい」などと怒りの声があがった。

「首都高を電動キックボードが走ってます！」 首都高に通報も!? なぜ“誤進入”後を絶たない？ 「ルール無視」な“悪質利用者”に「対策不十分の運営サイド」にも問題か… 多発する「特定原付」のトラブル、対策は？

首都高はこれまで「原付自転車」「自転車」「歩行者」の進入を禁じる「立入禁止看板（はいっちゃだめ看板）」で注意を促していた。Luup（ループ）などの事業者により電動キックボードのシェアリングサービスが拡大する近年は、進入できない交通手段に「電動キックボード」を加えたリーフレットを作成し、啓発活動に力を入れている。

「もしかしてあなた、僕を無視して原付バイクで首都高に入っちゃうタイプ？危ないよ。危険すぎ。それに法律違反」