【日経平均】40,100円台終えれば上値トライの流れが継続。40,300~40,350円を上抜けて越週すれば、一段の上昇へ。
直近の日足は海外市場の流れを受けて、前日足から上寄りのスタートとなり、陽線引けとなりました。下値を切り上げる流れを維持しており、上値トライの流れが継続中ですが、40,050~40,100円の抵抗を上抜けて終えればレンジ内から上抜けて、来週も上値トライの動きが継続します。また、40,350円超えで終えれば新たな上昇トレンド入りの可能性が高くなり、一段の上昇に繋がり易くなります。逆に、39,600円以下で終えた場合は、レンジ内に押し戻されて39,000円台の足元を固め直す動きが強まり易くなります。上値抵抗は40,050~40,100円、40,200~40,250円、40,300~40,350円、40,600~40,700円に、下値抵抗は39,600~39,650円、39,400~39,450円、39,200~39,250円、39,000~39,050円、38,800~38,900円にあります。
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ここで 改めて日経平均の6月と7月の動きを振り返ってみます
この2つの経済指標を受け、米主要株価指数は大きく下落し、米長期金利が低下するなかでドル安・円高が進行、本日の日経平均の大幅安につながりました。ここで、改めて日経平均の6月と7月の動きを振り返ってみます。日経平均は6月第4週から上昇ペースが加速し、7月第2週の11日には、終値で42,224円02銭の史上最高値をつけました。しかしながら、その後は急落し、7月第4週の26日には、終値で37,667円41銭まで下落しました。
今週の日経平均株価は下値を探る展開となりそうだ。前週末にかけて米国の景気先行き懸念から投資家のリスク回避姿勢が強まった流れを引き継ぐとの見方が多い。13日には先物とオプションの清算日が重なる3カ月に1度のメジャーSQ(特別清算指数)の算出も控え、荒い値動きとなる可能性がある。野村証券の神谷和男ストラテジストは「3万5000円まで下落すれば値ごろ感が強まり、上昇に転じる...
日本のマクロ環境は、賃金と物価に改善の動きがみられ、日本企業も、資本効率改善の意識など、かつてないほど大きく変化しています。これらの点を踏まえると、海外投資家の現物買いが日本株を支える余地は拡大しつつあるように思われます。足元で調整色の強まった日経平均ですが、依然10年超続いた長期上昇トレンドの上値抵抗線を上抜けており(図表2)、過度に悲観する必要はないと考えています。
8月2日の日経平均株価は寄り付きから大きく下落しました。その理由としては、①8月1日の米国株式市場で主要株価指数が急落したこと、②為替市場でドル安・円高の進行が加速していることなどが考えられます。とりわけ、米国株を大幅に押し下げたのは、急速に強まった米景気の減速懸念で、それが浮上したきっかけは、8月1日に発表された米経済指標でした。
この期間の、主な投資主体別の売買動向をみると、日経平均の急騰と急落を主導したのは、投機筋を含む海外投資家の先物取引であることが分かります(図表1)。そのため、6月第4週以降の日経平均の急騰と急落は、投機筋の先物主導による動きと推測されます。本日の日経平均の下げも、投機筋による先物の売り主導であれば、いずれは利益確定のため、大きく買い戻しが入ることが予想されます。
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