【見通し】18日香港株=堅調か、中国の習国家主席は民営経済の発展促す方針を強調

18日の香港市場は堅調か。人工知能(AI)の応用の拡大や中国IT企業への再評価が進むことへの期待が買いを支えそうだ。中国の習近平国家主席は17日、北京市で開かれた民営企業との座談会に出席し、民営経済の発展促進に向けた方針を示した。習主席は党と国家の民営経済に対する基本政策は変わらず堅持されると強調。会議では華為技術(ファーウェイ)の任正非・最高経営責任者(CEO)やBYD(01211/002594)の王伝福会長、小米集団(01810)の雷軍会長など代表6人が発言したほか、会議後では習主席がアリババ集団(09988)創業者の馬雲氏、DeepSeek創業者の梁文鋒氏などと握手したと伝わった。
もっとも、ハンセン指数は前日に小幅に反落したものの、依然として約4カ月ぶりの高値圏で推移しているとあって、利益確定売りが上値を抑える可能性がある。心理的節目の23000ポイント付近の売り圧力も意識されそうだ。
17日の米国市場はプレジデントデーで休場。欧州市場ではドイツ株価指数(DAX)が最高値を更新するなど、主な株価指数が上昇した。
(小針)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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見通し 18日香港株堅調か 中国の習国家主席は民営経済の発展促す方針を強調
一方、新エネルギー車最大手のBYDは反発しました。会社側が7-9月期の純利益は前年同期の4倍以上になる見通しだと発表し、好材料となりました。ただし、株価が心理的節目である200香港ドルを超えた後はすぐに押し戻されました。ロックダウン懸念やバークシャー・ハサウェイの追加売却懸念がまだ残っていることが示唆されました。当面、節目の200香港ドルの回復が実現できるかどうかが注目されます。
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