【S&P500】上値トライの動き。一段の上昇へ。
直近の日足は前日足から下寄りのスタートとなりましたが、前日の終値を超える陽線引けとなり、短期トレンドは強い状態を維持しています。一段の上昇の可能性に繋げており、本日も上値余地を探る動きが継続すると見られます。可能性が低いと見ますが、6,020-30の抵抗を下抜けて終えた場合は、日足の形状が悪化して下値リスクが点灯します。短期トレンドは5,920-30の抵抗を下抜けて越週しない限り大きく変化しません。上値抵抗は6,150-60,6,170-80,6,200-10に、下値抵抗は6,120-30,6,090-00,6,050-60,6,020-30にあります。
無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
川合美智子氏コンテンツ一覧
最新のS&P500CFDチャート
米国SP500 株価指数・商品CFDチャート│はじめてのFXなら外為どっとコム
世界のマーケットへ手軽に投資のチャンス!「CFDネクスト」で投資家デビュー
外為どっとコム「CFDネクスト」の魅力
外為どっとコムのCFDサービス「CFDネクスト」は、ひとつの口座でS&P500をはじめ世界の株価指数や金・原油、米国株などのさまざまな商品に投資ができます。
取引手数料が無料
取引手数料が無料なので少ない保証金で取引を開始できます。
S&P500CFDは最大10倍のレバレッジがかけられるため、少ない保証金で効率よくお取引ができます。
ロスカット手数料は別途発生します。詳しくはこちら
「売り」から入ることもできる
「買い」だけでなく「売り」から入ることも出来るため、相場が下落して価格が下がった際にも利益を出すことができます。
「日本円」で取引できる
世界の様々な商品も、FXと同様に「日本円」のまま取引することができます。
CFD(CFDネクスト)について|はじめてのCFDなら外為どっとコム
SP500 プロの予想 上値トライの動きが継続
また、S&P500指数(SPX)のセクター別パフォーマンスを確認すると、先週はすべてのセクターが上昇した。
もう一段の上値トライと短期抵抗ラインの攻防を意識する局面に 多くの機関投資家が運用のベンチマークとして採用しているS&P500指数(SPX)は、フィボナッチ・リトレースメント61.8%の水準4,113レベルで見事に反発し、先週のIG米国株レポートで取り上げた3つの移動平均線を一気に上方ブレイクしている。
直近の日足は値幅の小さい陽線引けとなり、上値トライの流れを変えていません。単体では上昇エネルギーの強いものではありませんが、トレンドが強い状態を保っており、上値トライの動きが継続すると見られます。6,120-30の抵抗をしっかり上抜けて終えれば一段の上昇へ。逆に、可能性が低いと見ますが、6,020-30の抵抗を下抜けて終えた場合は、1/13に付けた5,773を直近安値とする短期的なサポートラインを割り込んで下値リスクがやや高くなります。短期トレンドは5,900を割り込んで終えない限り、大きく変化しません。上値抵抗は、6,120-30,6,150-60,6,170-80に、下値抵抗は6,090-00,6,060-70,6,020-30,6,000-10にあります。
米国株式に上値余地はあるのでしょうか。それは投資家が考える「時間軸」次第といえます。図表3は、米国株式動向を象徴するS&P500の中期的な「想定レンジ」を、ファンダメンタルズ(株価指数ベースの予想EPS:1株当たり利益)とバリュエーション(予想PER:株価収益率)の掛け算で試算したものです。
MOVE指数の低下に連動し、S&P500指数(SPX)のオプション価格から算出されるVIX指数(VIX)も14ポイント台まで急低下している(下チャートの緑ゾーンを参照)。
S&P500の2024年予想EPS(市場予想平均)は242.20と前年比+9.4%増益で最高益更新が見込まれています。予想PERを19倍から23倍と仮定すると、想定レンジの上値余地は5,571で下値余地は4,602と試算できます。
反落局面での焦点は? 一方、S&P500指数(SPX)が短期間で急速に反発している状況を考えるならば、調整の反落相場を想定しておく必要もあろう。
つまり、2025年のS&P500の想定レンジは上値余地が6,305で下値余地は5,208、2026年の想定レンジが上値余地は6,793で下値余地は5,612と見込むことになります。
コメント