【テクニカル】日足テクニカル・ユーロドル=90日線など抵抗となっても、下押し限定的か

【テクニカル】日足テクニカル・ユーロドル=90日線など抵抗となっても、下押し限定的か

陽線引け。1.04ドル付近で上昇傾向を維持する一目均衡表・転換線を下値に控えるなか上昇を強め、1.0504ドルまで上値を伸ばした。本日1.0501ドル前後へ低下した90日移動平均線や1.0502ドルへ切り下がった一目・雲の上限が目先の抵抗になることは考えられるものの、21日線や今後も上昇が続く公算の転換線1.0403ドルが下押しを限定するだろう。底堅い推移が想定できる。

レジスタンス1  1.0568(2024/12/10高値)

前日終値     1.0501

サポート1    1.0418(21日移動平均線)

(関口)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 【テクニカル】日足テクニカル・ユーロドル=90日線など抵抗となっても、下押し限定的か

一目均衡表は一風変わった日本発のテクニカル分析のひとつです

一目均衡表とはどのようなテクニカル分析なのか、初めての方でもわかるように基礎知識から解説しましょう。

一目均衡表は、他のテクニカル分析に比べ多くの要素で構成されており、相場の状況を様々な観点から的確に分析することが可能です。ここでは、一目均衡表の具体的な活用方法を説明します。

一目均衡表は一風変わった日本発のテクニカル分析のひとつです。5つの線と「雲」をローソク足と組合せて分析します。他のテクニカル分析に比べ構成要素が多いため難しく感じるかもしれませんが、ポイントを押さえればとてもシンプルなテクニカル分析手法です。世界中の多くの投資家から支持されている一目均衡表について、基礎知識から相場動向を予測するための活用方法まで詳しく説明します。

ここ最近のユーロ・ドルは1.0300近辺で小動きに終始。上図に示した抵抗線より下に置かれたままで基調としての下落トレンドに変化は見られない。この流れが変調をきたすのは抵抗線が破られるときだ(とテクニカル分析では解釈する)。同抵抗線は上表のように来週火曜日以降、1.0400を割り込む。これが破られると同時に21日移動平均線もブレイクされるのでポジション調整のショート・カバーが入りやすい流れとなる。このときの目先ターゲットは1.0450/60レベルだ。21日線は目先、1.0330/40付近を下がってきそうだ。

一目均衡表は、1936年に細田悟一(ペンネーム:一目山人、いちもくさんじん)が考案したとされている日本を代表するチャート分析手法です。考案者である細田氏は、独自の研究所を設立し2000人の職員と7年の年月をかけて一目均衡表を完成させたと言われています。緻密なデータに裏付けられた一目均衡表は、本来は株価を基に考案された指標ですが、FXの為替レートなどほかの銘柄にも応用することが可能です。 一目均衡表と他のテクニカル分析との大きな違いは、多くのテクニカル分析が価格の変化や相場の流れを重視して時間を二次的なものとして扱っているのに対し、一目均衡表は時間を主体として値段を二次的なものとして扱っている点です。つまり「いくら」になるかを分析するより「いつ」を分析することに特化したテクニカル指標といえます。また、一目均衡表は、買い方と売り方の均衡が崩れた方向に、相場が動くとする考えに基づいています。買いと売りの均衡が崩れた際の大きな動きを一目で把握することを目的として作られたとされ、日本人のみならず海外の投資家にも人気があるテクニカル分析です。そのように多くの人に使用されていることもあり一目均衡表の各線それぞれがレジスタンス・サポートラインとして機能する働きがあります。 なお、現在は一目山人の遺族が経営する株式会社経済変動総研が一目均衡表の普及に努めており、一目均衡表の資料や原著の販売などを行っています。

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