[米ドル円]200MAと21MAデッドクロス

今週は200MAを21MAが上から下に抜けるデッドクロスがみられ、ドル円は一段の下値を試す展開が予想される。

先週200日MAを割り込んで始まったドル円は日本のGDPが予想を下回り高田審議委員のタカ派発言で149円前半まで下落。
その後日本のCPIが予想を上回り一旦は円買いで反応したもののその後植田総裁の発言を受けポジションの買い戻しが入り150円ミドルまで上昇。しかし米PMI総合が予想を下回りNY株式市場が大幅安となりドル円は再び下落。149円を一時割り込むなど円高に振れやすい展開が続く。

今週も円高の流れは継続するとみているが、週末発表の東京1月CPIと米PCEデフレーターの発表を控えポジション調整には注意したい。
東京の物価は前月から4か月ぶりに鈍化が予想されているものの日銀の早期利上げ観測に変化はなく、調整が一巡すれば再び円買いに戻るとみている。
1月PCEデフレーターはコアともに鈍化すると予想されドル売りも重なる。
今週は200MAと21MAのデッドクロスが生じることもあり下振れリスクには警戒したい。

本日のドル円予想レンジ：149円80銭～148円70銭
今週のドル円予想レンジ：151円50銭 ～147円00銭（61.8％）

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) – ジャンル:株式・投資・マネー