[ユーロ米ドル]大転換も短命か
(ユーロ米ドル日足)

EUに対する関税やウクライナ停戦に向けた動きはユーロの売り材料となっていたが、一転して先週はユーロが反発。ドイツのメルツ次期首相が「防衛費増額に向けて債務ブレーキを改革し1%支出を免除する」「5000億ユーロの特別防衛基金を設立」などの発言を受けユーロ買いが先行。また、先週のECB理事会では予想通り利下げを決定したが利下げに反対する意見もあり次回は利下げ打ち止めとの見方が浮上したこともユーロ買いを促した。
200日移動平均線を上抜けたことで買いの勢いは依然として強く、次の上値ターゲットはフィボナッチ76.4%戻しであり、昨年8月と9月のダブルトップのネックラインにあたる1.1ドル付近。
下降から上昇へと大転換した可能性もあるが、財政拡大はもろ刃の剣でもありこの転換も長続きしない可能性が高い。
ユーロドル予想レンジ:1.1000(76.4%)~1.0720(200MA)
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